株式会社ミスミ様のMeviyというサービスをご存知でしょうか?
(https://meviy.misumi-ec.com/ja-jp/)
結論から言います。
これすごいです。
ミスミさんと言えば機械加工製品の大手さんです。
(https://jp.misumi-ec.com/)
機械に触れる人なら一度は買ったことがあると思います。
オンラインの申し子のように機械部品分野に革命をもたらしていますね。
そんなミスミさんがMeviyというサービスを始めています。
これは何かと言うと3DのCADデータをドラッグアンドドロップして見積もりができるサービスです。
これまでは3DCADを2Dに落とし込んで、外注業者に見積もり依頼して、
外注業者でデータを確認して見積もりだして、、、と工数のかかる作業でした。
これが全てオンラインでできてしまう。
これからの製造業の形ですね。
圧倒的なスピード感と、ミスミさんのブランド力(情報の蓄積)によって強力なサービスです。
こういった素晴らしいサービスから省エネ・環境機器メーカーでも同じ考えで学べることがありますね。
1.数が少なくスピーディな営業体制
2.ウェブ、動画などの販促ツールの使い方
1.工数が少なくスピーディな営業体制
ミスミさんのMeviyは”業界の常識”をひっくり返しました。
「業界では当たり前だから」、「こうじゃないと出来ない」を壊し、営業体制を再構築しましたね。
ウェブで全てやるべし、という意味ではなく、営業の”標準化”が必要です。
問い合わせ、サンキューコール、初回訪問、提案、現場調査、
見積もり、受注、施工、アフターサービス、サンキューフォロー、、、 といった流れを
「新卒が入社して3ヶ月でできる」まで標準化することです。
「うちの製品は出来ない」と諦めるのではなく、一緒に頑張りましょう。
「十分やっている」と満足するのではなく、もっと出来る事はないか一緒に考えましょう。
問い合わせが来てからサンキューコールまで1日以上経っていないか?
初回訪問で説明する内容、資料が人によってバラバラではないか?
初回訪問でヒアリングする内容に漏れが起きていないか?
提案資料を作るのに時間がかかっていないか?一部の人しか作れないのではないか?
現場調査ができるようになるまで時間がかかっていないか?
お客様ごとにオーダーメイドになっていないか?
見積もり作成に時間がかかっていないか?
受注するまでのフォローが営業マンによってバラバラではないか?
受注後のサンキューフォローが営業マンによってはやっていないのではないか?
考える事はたくさんありますね。
どれも「標準化」は難しいですが、だからこそ仕組みが出来上がると強力です。
インダストリー4.0なんて言われていますが、 作るだけでなく、売る方も効率的にしないとダメですね。
勉強になります。
頑張りましょう。