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展示会のノベルティは何が正解なのか[No.35]

船井総研でメーカー専門のコンサルティングを行っている小池桃太郎です。

 

製造業、メーカーにとって展示会への出展は新規開拓を進める大事なチャンスです。

しかし、展示会への出展について、こんなお悩みありませんか?

 ・なんとなく今まで通りで出ている

 ・あんまり結果が出てる気がしない

 ・受注したけど2~5件程度

 ・あまりブースに人が来ない

 ・正直、マンネリ化している

 

そんな展示会で集客力を高めるための方法として、「ノベルティ」がありますが、

効果を出すためのノベルティを選択できていますか?

 

 

今回は展示会で集客がアップするノベルティです。

ノベルティというと、ボールペンやカバン、ちょっとした便利グッズなどが定番ですが、

 

気を付けなければいけないのは、「欲しい」と思わせることです。

 

 

 

企業ロゴが入ったボールペン、クリアファイルは展示会の定番ノベルティですが、

正直、意味ないです。

この手のノベルティは、出展側としてはワクワクしますが、

来場者からすると、「出展者の自己満足」です。

 

 

展示会のノベルティは「欲しい」と思わせること、

すなわち「もらった後に使いたいと思えるかどうか」です。

 

 

カバンは、展示会中に「欲しい」と思いますが、

2つも3つもいらないです。

(しかもコストも高い。。。。)

 

 

 

ズバリ、夏場の展示会ノベルティは冷却シート、ひんやりするカイロです。

パキっとすると冷えるやつですね。

なぜこれがいいかというと、

 ・夏場の展示会は暑いので「欲しい」と思う

 ・実はあまり被らない

 ・コストが安い

 

要するに、コストパフォーマンスが高いです。

メーカーのエゴのようなノベルティはいらないですが、

ひんやりするカイロは誰でもどこでも「欲しい」と思えます。

 

そのノベルティを渡しながら「お名刺1枚よろしいですか?」と聞くと

高い確率で名刺を獲得できます。

(ボールペンなどは「じゃあいらないです」と言われてしまうこともあります。)

名刺を出している間に、「今日はどんなものをお探しですか?」と聞き始めると、

ニーズを深堀することができて、ブースへ誘導できます。

 

 

 

ちょっとしたノベルティの違いですが、「欲しい」と思わせることが重要です。

自社で出展される際は、ノベルティを工夫して2018年に新規開拓を加速させましょう。

 

頑張りましょう。

 

 

 

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