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「as a service」という言葉が最近の製造業では頻繁に話題になっています。
「XaaS」や「製造業のサービス化」、「アズアサービス」などいろんな表現で説明されていますが、
とにかく今、急激に増えています。
元々、ソフトウェア業界では「SaaS(サース)」と一般的になっていますが、
モノ売りではなくサービスとして提供する新しい業態を大手企業を中心に増えています。
特に今、面白いのは大手企業ではなく中小企業にチャンスがあるということであり、
実際にサービスとしてモノ売りではない形で価値を提供している中小製造業、中小メーカーが増えています。
先日はトヨタ自動車がモビリティーサービスに取り組むことを発表し、専用の自動車「e-Palette Concept」を発表し、
モビリティーカンパニーへとシフトし、自動車(クルマ)を売るだけでなくモビリティー社会を作る取り組みを強化する方向性が発表されました。
(トヨタモビリティーサービス:https://t-mobility-s.co.jp/file/special/63601/486/html/index.html)
ついにトヨタ自動車も、、、、という感想ですが、製造業にとってアズアサービスは非常に重要なテーマです。
どのような形でサービスを展開するか、ビジネスモデルを構築するかが重要になります。
アズアサービスとして製造業をサービス化する流れはサブスクリプションビジネス(定期購買ビジネス)として、
(厳密には少し違いますが)様々な業界に波及を広めています。
例えば、BtoCに近い領域の例として、GAPが子供服の定期購買サービスを行っています。
良い記事です→https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/01/52b521ca048da441.html
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このように、今までのモノ売りではなく、定期的に収入を得るストックビジネスが高まっています。
これは、中小企業にとってチャンスです。
それは、大企業と比較してビジネスモデルを構築しやすいからです。
大企業の場合、今までの常識を破るビジネスモデルを立てる際、意思決定までに時間がかかります。
加えて、ビジネスモデルの開始を決断する方々がモノ売りで実績を上げた方が多いです。
結果的に、「成功するビジネスモデル」であっても、時間がかかります。
しかし、中小企業の場合はスタートを早くすることができます。
as a Service(アズアサービス)やサブスクリプションビジネス、ストックビジネスは
ビジネスモデルの試算が”意外と”簡単です。
特に、損益分岐のタイミングがどこであるか、そこまでの時間と現在のキャッシュ(もしくはファイナンスサポート)を考慮するだけです。
要するに、「今のカネで始めたとき、いつまでに何件の契約を取れば黒字になるか」を考えれば「イケるかどうか」がわかります。
だからこそ、社長の意思決定で始められる中小企業にとってはチャンスです。
実際に、既存のビジネスモデルを壊すようなサービスは多くの場合、スタートアップやベンチャーなど小さい企業から始まることが多いです。
「自分の製品じゃ無理」、「うちの業界は保守的だからなぁ」、「うちはそういう文化がないから」と考えている経営者、社長の方は
騙されたと思って一度検討をしてください。
実は、BtoBこそ親和性が高く、さらに伝統的な業界、保守的な業界で先に始めた企業こそ成功します。
2020年に向けて今業績が”悪くない”企業が多いですが、だからこそ今始める必要があります。
2020年以降に景気が厳しくなる時が来ます、少なくとも景気の変動はあります。
その時にただ売り上げを落とし、業績を落とし、従業員を苦しめるメーカーになるか、
景気が悪くても売上が変わらず、利益はむしろ伸ばせる(製品の償却)メーカーになるかが
今重要になります。
しかも追い風が吹いています。
IoTというバズワードのおかげでいろいろなサービスが発表されています。
各大手通信事業者、ソフトウェア業者、インフラ会社から手軽に始めるIoTが発表されています。
コレこそチャンスです。
少ない投資でIoTを付加できる一方、市場価値が高まります。
さらに、相見積もりされまっせん(同じサービスがないので)。
売上のある月、ない月でバラつきがある会社、
営業マンが毎月疲弊している会社ほど検討すべきです。
変化を拒絶せず、「うちでやるとしたらどういうサービスになるか」を検討してください。
私自身、ここ最近で急激に2020年以降の不安についてご相談をいただくことが増えています。
そのカギはアズアサービスですね
頑張りましょう。
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