昨年から今年にかけて、東京ビックサイトや幕張メッセでの展示会でIoTが大きな枠を占めるようになりました。
IoTの言葉自体はもっと前からありましたが、いよいよ本格化しています。
実際に、IoTへ新規参入しているメーカー、商社が増えているだけでなく、ITや通信など様々な業種が競合となっています。
工場をターゲットとした産業用メーカー・商社にとって、2018年に「IoT」はよく耳にするキーワードですが、
まだ参入していない企業の経営者もいらっしゃるかと思います。
生産機械ではIoTの言葉が出る前から自動化、省力化とともに工程管理や生産管理、異常検知といった分野が
元々ありましたが、IoTという言葉と共に再注目されています。
これまでIoTと無関係であったメーカー、商社にとって、IoTは「外の世界」になっている企業もありますが、
メーカー・商社はIoTへの新規参入を事業計画に入れるべきです。
製品のタイプとしてIoTが関係ないと考えているメーカー、商社もいますが、
ほとんどの製品で関係があります、そして中小企業こそIoTへの新規参入、製品付加するべきです。
なぜメーカー、商社はIoTを行うべきか、特に中小企業は3つの理由があります。
1.時流としてIoTはチャンスが来ている
2.IoT事業は経営を強くする
3.中小企業は事業参入しやすい
2,3については別の機会でまた記載しますので、
「1.時流としてIoTはチャンスが来ている」についてご紹介します。
「IoTはうちとは関係ない」、「IoTはまだ早い」、「IoTってどうなの?」と考えている経営者の方にお会いすることもありますが、
今始めないと手遅れになります。
WEB検索についてキーワードの人気度合いを傾向として調べたところ、
以下のようになりました。
これは、2004年1月から2018年12月までの「省エネ」と「IoT」のWEBでの検索の傾向です。
この期間でもっとも人気の高かった2009年4月の「省エネ」を100として、その相対値になっています。
実は、すでに「省エネ」よりも「IoT」の方がWEBで人気になっています。
しかも、2015年11月の時点ですでに「省エネ」を「IoT」が逆転しており、
以降IoTは省エネよりもずっと人気が続いています。
水準としては、「省エネ」でいう2008年の水準まで来ており、もっともピークであった2009年の前年の水準です。
いよいよ、IoTが本格化します。
もうIoTは時流として避けては通れない道であり、
今新規参入すれば間に合いますが、「また後で」と先送りにする分だけ損することになります。
普段、様々なメーカー様のIoT事業参入や自社製品へのIoT付加の立ち上げ、活性化をお手伝いさせていただいておりますが、
IoTへの注目度は本当に高いです。
同じ製品でもIoTが付いているだけでお客様の注目度が全然違います。
工場をお客様にもつメーカー、商社にとってIoTは今がチャンスですね。
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eco-business@funaisoken.co.jp
頑張りましょう。