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無知の無知ゲームで学ぶ”勉強好き”で広がるビジネス[No.14]

無知の無知ゲームをご存知ですか?

 

船井総研では、「船井流成功・成長の3条件」があり、伸びる人、伸びそうな会社は①勉強好き、②プラス発想、③すなおがついているといいます。

その中の勉強好きについて、無知の無知ゲームから学ぶことがあるので共有します。

 

今回はフナイコンサルティングマニュアル(小山政彦監修)から抜粋です。

ちなみにこの本、なかなかレアですが非常に勉強になる名著です。

私自身、何回も見直しています。

 

 

そもそも、勉強好きは「知らないことを追求し、吸収しようとする姿勢」です。

その上で、勉強好きな人とは、次のような人です。

 ①知らないことが好き

 ②知らないことに挑戦することが好き

 

自分が勉強好きか一度考えてみるといいでしょう。

私自身、反省する事が多いです。

 

 

この「勉強好き」をイメージする為に無知の無知ゲームをご紹介します。

紙に丸い円を記入してください。

その丸い円全体が「この世の中の全て」だと定義します。

 

次に、円(この世の中の全て)の中で、自分が知っているという分野がどのぐらいか、黒く塗りつぶしてください。

知っている分野とは、会社や家族や業界や製品などそういった分野です。

 

次に、自分が知らない分野どのくらいであるか、円の中に斜線を引いて下さい。

 

 

 

 

結果はどうだったでしょうか?

殆どの人は、円の全てが塗りつぶした箇所と斜線を引いた場所で埋まっているでしょう。

 

実は、「自分が知らないことすら知らない」分野があります。

想像すらしていない分野で、世の中はこういった分野が多いです。

こういった分野は円の中の「白いまま」の部分です。

 

たとえば、子供のころ想像していた世の中と、今の世の中は異なるのではないでしょうか。

かつては想像すらしていなかった事が起きていませんか?

 

 

小山の表現を借りると、「自分を取り巻く全ての出来事に対して、問題意識を持って耳を澄まし、

注意深く観察さえしていれば、いくらでもそういったことは起きています。」

 

このように、自分が知らないことすら知らないことにアンテナを張っていると、新たな体験、経験の機会を得ることが出来ます。

結果として、時流に適応し、常に新しいことに挑戦することが出来ます。

勉強好きであることは、結果的に自分の世界を広げる事に繋がります。

 

 

逆に、「自分はもう知っている」と考えているとこういった新たな出会いがなくなってしまいます。

結果的に自分の世界を広げる事が出来なくなってしまいます。

 

年を取ると頑固になりやすいのは、こういったことの裏返しかもしれませんね。

 

 

 

無知の無知ゲームを通じて勉強好きであることの意味を再確認できますね。

勉強好きであれば新たな出会いが増え、会社も従業員も従業員の家族も取引先も最終顧客もみんな幸せになるために頑張りましょう。

 

 

3分冊が入ったフナイコンサルティングマニュアルは面白いです。

読むたびに学びと自戒があります。

 

 

 

 

 

 

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