今日はパパママ教室に行ってきました。
自治体が主催、町の産婦人科が協力しており、沐浴やオムツ交換、妊婦体験をしてきました。
結論から行くと、”体験”の効果は大きいですね。
妊婦体験では妊娠35~40週程度の重量のおもりをおなかに装着し、
実際の妊婦の体験を新米パパがします。
”知る”と”わかる”と”体験する”のそれぞれの違いを大きく感じます。
”知る”は文字通りその情報を知っている事。
でも”知る”だけでは理解していないので、優先順位は上がりません。
”わかる”はその情報を理解していること。
アタマで理解していても、体で理解はしていない状態ですね。
アルクさんでもわかりやすい説明があります。
https://www.alc.co.jp/jpn/article/faq/03/38.html
そして、”体験する”
実際に自身が体験してアタマと体で実感することです。
今日感じたのは「”知る”<”わかる”<<<<<<<”体験する”」です。
体験するのは大きいです。
全然違います。
アタマでわかっていたつもりでも、実際に体験するとイメージの掴み方が全然違います。
パパママ教室は過去の先輩パパ、先輩ママのアドバイスからこのような構成になっているんですね。
地方自治体のイベントとして出来上がっていました。
さて、この考え方、実は営業でも重要なことですね。
環境・省エネ機器メーカーが実際の商談で使えるテクニックです。
そう、お客様に体験させること。
受注までの導線にこれを入れておくと受注力は大きく変わります。
体験するので、頭で考える”もしかしたら”がなくなります。
カタログで紹介しても”知ってもらっただけ”
シミュレーションの提案書を持って行っても”わかっただけ”
実機で試してもらうと”体験してもらう”です。
商談に持って行ける小さいデモ機でもいいですし、
商材によっては少量や短期間試してもらう。
もしくは性能を実際にお客様にテストしてもらう。
こういった取組が必須です。
これがあれば、代理店からしても、
「実機テストに誘導すればいい」となるので
積極的に営業してくれるようになります。
繰り返します。”体験”は大きいです。
”知った”だけでは優先順位が上がらない。
”わかった”だけでは不安ばかりが思い浮かぶ。
”体験”すれば導入後を具体的にイメージできる。
あとは、劣化などに対する説明をすればOKなので、
メーカーとして整備すべきことですね。
代理店を動かす為には”体験”です。
代理店には「実機テストまで持ち込んでください」と伝えられるようにしないといけないですね。
ちなみに、実機テストで”体験する”をした上で受注できないとすれば、
それは商材に問題があるかもしれません。
製品の改良、新製品開発のタネもここから生まれますね。
勉強になります。
一緒に頑張りましょう。