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連載:成熟産業が「営業のデジタル化」で、成長業態に生まれ変わる方法 ~第11回目~

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<第11回目:業界の常識が足を引っ張る?業界素人の社長が付加価値率を10%近くも改善できた理由>

 

先週1月23日と29日、「営業のデジタル化」セミナー第1弾、梱包資材・副資材メーカー(セットメーカー)経営セミナーをご好評のうち開催いたしました。

東京・大阪2会場で開催しましたが、全国から熱心な経営者の方がお集まりになり、質疑応答の場も熱心な質問がいきかいました。

 

↓↓↓セミナーの様子をご覧ください

https://factory-business.com/blog/1757/

 

前回の「営業のデジタル化」セミナーでお伝えしたかった最大のテーマは、産業用紙袋の様な超成熟産業に見えても、インターネットを活用したマーケティングを展開すると、成長産業に切り替われるレベルで市場ニーズ・顧客ニーズを集めることができる、ということです。

 

今、アメリカでは一流大学でコンピューターサイエンスなどを修めたピカピカの人材が、あえて成熟産業と言われる分野に足を踏み入れ、そうした業界にデジタル技術を取り入れ、新たな業態を次々に生み出しています。

ユニクロが最も恐れるオンラインSPAの1つであるエバーレーンや、アメリカのメガネ流通に革命を起こしたワービーパーカー等がそうした企業です。アパレルもメガネも、市場規模そのものは縮小し続けている超成熟産業です。ところがそこにデジタルを持ち込むと、一転成長産業になっているわけです。

 

余談ですが生産財業界でデジタル革命を起こしているMonotROやミスミも、創業者あるいは現経営者は米国の一流大学でMBAを取得した様な人物が経営をてがけています。

 

話を戻すと、「デジタルシフト」を行うことで成熟業界であっても成長できる、長い目でみると縮小していくであろう製造業の中で、いかに成長を維持させるか、ということがテーマだったわけです。

 

 

そして今回、2月14日開催(東京会場)の機械部品・機械要素メーカー向け「営業のデジタル化」セミナーでお伝えしたいことは、

 

経営の普遍性

 

であり、

 

高収益経営のセオリー

 

です。

なぜなら今回の特別ゲスト企業、プラスエンジニアリング株式会社(従業員120名)は、金型部品・生産財部品という、極めて専門的な分野でのビジネスをされています。

そしてカリスマ経営者の元、一代で100名を超える中堅生産財メーカーにまで発展を遂げてきたわけです。

 

ところが、そんな同社を二代目経営者として引き継いだのは、生産財業界とは何の縁もゆかりもない、大手都市銀行で支店長をつとめていた鈴木 重人氏でした。

 

同氏は技術者ではありません。完全に文系の元銀行マンです。生産財業界の知識もありません。

しかも同社を引き継いだその後、リーマン・ショックがおき、同社も売上を大きく落とす危機に見舞われました。

 

ところが同社の付加価値は、リーマン・ショック前の2008年と2014年を比較すると、9ポイントも付加価値率が上昇しました。

9ポイント付加価値率が上昇した、ということは、単純に言えば経常利益率3%の会社が、経常利益率12%の会社になった、ということです。

これだけの収益性の変化は、まさに「別の会社になった」と言っても過言ではない大きな変化であるといえます。

そして技術者ではなく、生産財業界の知識・経験が無いにせよ大きな成果を出された同社社長の鈴木 重人氏は、まぎれもないプロ経営者であり、そしてその手法は普遍的なものである、というのが私の見方です。

 

繰り返しになりますが、「普遍的な(=どの会社にも適用できる)高収益経営のポイント」が、2月14日のセミナーのテーマです。

 

そして同社の改革の中心には「営業のデジタル化」があります。

 

一般的なセミナーでは絶対に聞くことのできない貴重なノウハウです。ぜひ下記、2月14日のセミナー詳細をご覧いただき、セミナー会場で皆様とお会いしたいと思います。

 

~次回に続く~

 

─────────────────────────────

 

セミナーを開催いたします!!

 

<日程・場所>

◆東京会場2月14日(水)船井総合研究所 五反田オフィス

<時間>

◆13:00~17:00(受付12:30)

 

↓↓↓セミナーの詳細・お申込みはこちら

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/027574.html

 

経営者の方限定、先着25名様限定のセミナーです。

 

機械部品・要素・材料メーカー(セットメーカー)経営セミナー

<プログラム>

◆第1講座:超成熟業界「金型・治工具・部品」業界で取り組ん

だ「デジタル・マーケティング」による我が社の営業組織改革!

・高収益経営の第一歩は営業組織・営業プロセスの改革から

・PULL型営業を中心とした、成長市場・優良顧客開拓の進め方

・懐疑的だった社内の評価が変わった、これだけの理由

【講師】プラスエンジニアリング株式会社 代表取締役社長 鈴木 重人様

 

◆第2講座:90日で立ち上げる「営業のデジタル化」の進め方

~成熟業界で競合に差をつけ、成長業態に転換する方法~

成功事例① 工業用銘板メーカーM社(従業員12名)

・新規開拓ほぼ0から年間取引3000万円超え!

成功事例② 紙袋・ポリ袋メーカーS社(従業員200名)

・業界はマイナス成長でも、売上プラス1億円!

成功事例③ 食品添加剤メーカーM社(従業員60名)

・導入後3年間で取引先が500社から1500社超に!

成功事例④ 測定機器メーカーS社(従業員150名)

・業界ガリバーと差別化に成功!市場シェア3年間で3倍に!

【講師】 株式会社船井総合研究所

上席コンサルタント 片山 和也/山崎 悠

 

◆第3講座:今の繁忙期はバブル? 製造業の社長が2020年以降

を生き残る為に今すぐに取り組んでおくべきこと

【講師】株式会社 船井総合研究所

部長 上席コンサルタント 橋本 直行

 

<費用>

一般企業:30,000円(税抜)/ 会員企業:24,000円(税抜)

 

↓↓↓セミナーの詳細・お申込みはこちら

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/027574.html

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