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2023年5月の時流とその対策(2)

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アメリカでも急速に進むEVシフト

私事ではありますが、私の後輩が米国人女性と結婚することになり、彼女の実家がある米国・西海岸の自宅に、先日訪問してきたそうです。
そこで彼女の父親から言われたことは、
「このあたりをみてみろ、ガソリンスタンドは全くないだろう」
「まわりの家も、みんなEVばかりだ」
「これから米国はEV中心になるぞ。いまに日本もそうなる」
とのことでした。

実際、ここのところ日本のカーメーカーも急速にEVシフトしています。

例えばトヨタ自動車。トヨタ自動車は2026年までにEVの年間販売台数を150万台にする、といっています。さらに2030年には350万台に。
現在は20万台ほどしかEVをつくっていませんから、全体の約2%ほどです。
ところが年間350万台となると、生産台数の4割近くがEVになることになります。

またスバルも2026年までに年間20万台のEVを生産するとしており、そうすると全体の販売台数の約2割ほど。ホンダは2040年までにエンジン車を全廃するとしており、三菱自動車もエンジン車の生産を廃止するとしています。

急成長する蓄電池マーケット

こうした背景を受け、急成長しているのが蓄電池(バッテリー)市場です。

例えばパナソニックは、今期(2024年3月期)が過去最高の利益になると発表しました。その理由は米国のテスラ向け蓄電池工場、ギガ・ファクトリーの収益貢献です。

実際、経済産業省の見通しによると、現在約5兆円ほどの蓄電池市場が、2030年には約10倍の40兆円のマーケットに。さらに2050年には100兆円ものマーケットになるとしています。
100兆円といえば、半導体の市場規模とだいたい同じレベルのマーケットになります。

ちなみに、蓄電池を製造する「蓄電池の製造装置メーカー」は約9割が中小企業であり、増強が追い付かない状態とされています。前述の蓄電池マーケットの成長に追随して、「蓄電池の製造装置」マーケットも急成長しています。
「蓄電池の製造装置」マーケットは2022年時点で約1.5兆円ですが、2030年には2倍以上の3.5兆円の市場規模になることが見込まれています。

蓄電池の製造装置には、多種多様な部品が使われますが、特に大型製缶部品が多用されます。私の関係先の部品加工業(製缶板金加工業)も、従来はEVがらみの仕事はほぼ0でしたが、ここ1年間ほどデジタルマーケティング(営業DX)を導入して新規開拓を進めたところ、ここ数ヶ月で数千万円の新規受注が決まりました
大半がEV関連の蓄電池製造装置がらみです。

また、その私の関係先の部品加工業(製缶板金加工業)では、新規開拓イベントとして「工場見学会」を実施しますが、約1000通のDM発送に対して、100名・25社を超える参加者が集まりました

さらに拡大するEV周辺マーケット(半導体・電子部品・ロボット 他)

活況なのは蓄電池関連だけではありません。
私の別の関係先では、某電子部品メーカー向けの部品加工が昨年対比で約2倍ほどになっています。

EVになると、従来のガソリン車と比べて半導体の搭載量が2~3倍になるといわれています。
こうした需要を受け、半導体まわりの電子部品も引き合いが急増しており、その製造の為の社内設備内製のための部品加工ニーズが急増しています。

今、一般論として「半導体市場は景気が悪い」と言われています。
しかし、今や半導体市場は次の3つでセグメントをするべきです。

1)スマホ・PC向け半導体
2)車載向け半導体
3)産業機械向け等のカスタム用途の半導体

上記1)についていえば、景気は最悪といえます。この第1四半期であのインテルも赤字。TSMCも前年対比で2割を超える減収になっています。
しかし2)に代表されるパワー半導体関連や、3)の用途の半導体は、いまだに需給がひっ迫しています。

またあらためて成長が見込まれるのが産業用ロボットです。

従来のガソリン車と比較して、EV社はロボットによる自動組み立ての割合が増えるといわれています。
ガソリン車と比較して工程を自動化しやすいということに加え、そもそも工程を自動化してコストダウンを図らないと利益が出にくい、という両方の理由がある様です。
今、世界市場で1.5兆円ほどの産業用ロボットの市場規模は、2027年には現在の約1.5倍増の2兆1718億円に成長することが見込まれています。

EVシフト、そしてデジタルの最新情報を米国で学ぶ企画!

そうした中、以前にもこのレポートでお伝えした企画が「2023年秋・米国グレートカンパニー視察セミナー」です。今回はテスラならびに米国トヨタ自動車の本社がある、米国テキサス州・オースティンエリアが主な視察先になっています

グレートカンパニー視察セミナーは、今回は3年ぶりのリアル開催。
かつ、この5月11日から米国入国の際のワクチン接種証明義務も撤廃され、いわゆるワクチン接種証明無しで米国への入国が可能になりました。

今回、2023年9月10日(日)~17日(日)の行程の中で視察するのは、

・米国トヨタ・サンアトニオ工場(確定)
・テスラ本社(交渉中)
・ゾーホー米国本社(確定)
・マクドナルドの2倍の収益性、かつ日曜日定休の脅威のファーストフード・Chick-fil-A(チックフィレイ)
・ドローン配送を行うウォルマート
・3Dプリンターで住宅の大規模開発を行うICON社
・ロボット配送を行う前述のChick-fil-A(チックフィレイ)
・クルーズ社が提供する自動運転タクシー
・他
といった、「未来の技術」を目の当たりにすることができる視察セミナーです。

私、片山和也も講師として参加予定です。

なお、本視察セミナーは100名が定員です。
また5月末までのお申込みが「早割り」が適用されますが、ゴールデンウィーク明けの時点で既に60名を超えるご参加者様にお申込みいただいております。
今回も満席が予想されますので、ぜひ、お早めにお申し込みをご検討いただければと思います。

本視察セミナーは、このレポートの巻末にも詳細説明がございますので、そちらをご覧いただけると幸いです。

↓↓↓2023年秋・米国グレートカンパニー視察セミナーの詳細はこちら!!
https://global.funaisoken.co.jp/in_session/in_session-626-2

私自身、2010年開催のグレートカンパニー視察セミナー第1回目以来、米国ならびにドイツ視察の企画については毎回参加、延べ200社以上のグレートカンパニーを視察してきました。

1人で視察するのではなく、100名もの経営者の方とともに視察することで1人では得られない数多くの示唆を得ることができます。またその道のプロである船井総合研究所の経営コンサルタントも講師として参加。
ただ視察するだけでなく、その視察のポイントや背景をバス移動中にしっかりと把握した上で、また振り返りながら参加できる視察セミナーなので数多くの示唆・経営のヒントが得られます。
また100名もの全国の「やる気のある」経営者の皆様と人脈を築くチャンスでもあります。

ぜひ、ご参加をご検討いただければと思います。

「非自動車(内燃機関)マーケット」攻略のポイントとは?

また、本レポートでもお伝えした通り、内燃機関マーケットが縮小する一方で、EV関連マーケットは大きく成長を遂げつつあります。

こうした新しい成長分野、あるいは非自動車マーケットからの新規受注をいかに増やしていくのか、というテーマでオンラインセミナーを開催いたします。

↓↓↓機械加工業「非自動車(内燃機関)マーケット」攻略セミナーの詳細はこちら!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/100123

<日時>
2023年6月14日 (水)  13:00~15:00 オンライン開催
2023年6月20日 (火)  13:00~15:00 オンライン開催

本企画につきましても、本レポートの巻末に詳細を示しますのでそちらをご参照いただければと思います。

大きな変化の時代ではありますが、こうした変化を自社のチャンスにするべく、ぜひ前述の両企画へのご参加を検討いただければと思います。

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【2023年秋・米国グレートカンパニー視察セミナー】

日程:2023年9月10日(日)~17日(日)
視察地:米国テキサス州・ダラス・オーステインエリア

ご参加費:
○ 会員
早割:1,200,000円(税別)・1,320,000円(税込み)<早割は5月31日まで>
通常:1,250,000円(税別)・1,375,000円(税込み)
○ 一般
早割:1,300,000円(税別)・1,430,000円(税込み) <早割は5月31日まで>
通常:1,350,000円(税別)・1,485,000円(税込み)

※上記の通り、早割は5月31日までのお申込みとなっております。

↓↓↓2023年秋・米国グレートカンパニー視察セミナーの詳細はこちら!!
https://global.funaisoken.co.jp/in_session/in_session-626-2

↓↓↓お申込みフォームはこちら!!
https://krs.bz/his/m/rmfpdlxmzjavjsl5543

過去の船井総研の米国グレートカンパニー視察セミナーの様子をご覧いただけます。

なお、直近2019年秋に開催された、米国グレートカンパニー視察セミナー(シアトル・サンフランシスコ・サンノゼ)の様子を下記から御覧いただけます。

【1日目】2019年9月 米国グレートカンパニー視察セミナーの様子
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/uncategorized/9203/

【2日目】2019年9月 米国グレートカンパニー視察セミナーの様子
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/uncategorized/9240/

【3日目】2019年9月 米国グレートカンパニー視察セミナーの様子
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/uncategorized/9262/

【4日目】2019年9月 米国グレートカンパニー視察セミナーの様子
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/uncategorized/9279/

【5日目】2019年9月 米国グレートカンパニー視察セミナーの様子
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/uncategorized/9300/

ぜひ、今年2023年9月の米国グレートカンパニー視察セミナーへのご参加をご検討ください。

↓↓↓2023年秋・米国グレートカンパニー視察セミナーの詳細はこちら!!
https://global.funaisoken.co.jp/in_session/in_session-626-2

↓↓↓お申込みフォームはこちら!!
https://krs.bz/his/m/rmfpdlxmzjavjsl5543

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機械加工業「非自動車(内燃機関)マーケット」攻略セミナー のお知らせ!

<日時>
2023年6月14日 (水)  13:00~15:00 オンライン開催
2023年6月20日 (火)  13:00~15:00 オンライン開催

↓↓↓本セミナーの詳細はこちらからご覧ください!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/100123

<このような方にオススメのセミナーです>
・自動車業界(内燃機関)以外のマーケットから仕事を獲得したいと考えている機械加工業経営者の方
・半導体・5G分野、自動化、中食、脱炭素分野など、今後明らかに成長する市場から仕事を取りたい機械加工業の社長
・実際に「成長分野から仕事が取れる仕組み」を導入して成果を上げている同業者の事例を知りたい機械加工業の社長
・自社の強みを把握して、もっと業績を伸ばしたいと考えている機械加工業の社長
・ピンチをチャンスと捉え、これを機に社内の意識を一新したいと考えている機械加工業の社長

<本セミナーで学べるポイント>
・非自動車業界(内燃機関)の攻略のポイントがわかる!
・「半導体」「EV」「インフラ」「医療」「三品産業」といった成長分野の攻め方がわかる!
・今、業績を伸ばしている同業者の取組みがわかる!
・価格競争を回避するポイントがわかる!
・人を増やさず利益を増やす仕組みがわかる!

<講座内容>
第1講座:
今、機械加工業が非自動車(内燃機関)マーケットを狙うべき理由
・しばらく停滞?自動車マーケットの現状と今後の見通し
・「半導体」「EV」「インフラ」「医療」「FA」他、これからの成長マーケットを攻略する方法!

株式会社 船井総合研究所 片山 和也

第2講座:
非自動車(内燃機関)マーケット攻略のビジネスモデルを90日間で構築する方法!
・成功事例1:取り組み半年で大手電子部品メーカーの口座獲得!月額数百万円のリピート!(近畿エリアK社:従業員30名)
・成功事例2:取り組み1年で毎月十数件の新規引き合い獲得!医療・産機分野の新規顧客を続々獲得!(関東エリアK社:従業員35名)
・成功事例3:取り組み1年で電池関連メーカーの口座獲得!月額数百万円のリピート!(東海エリアF社:従業員80名)
・その他 成功事例多数

株式会社 船井総合研究所 山崎 悠
株式会社 船井総合研究所 黒木 賢雄

第3講座:
来るべき大不況を乗り切るために、機械加工業 経営者の皆様にすぐに取り組んでいただきたいこと
・「人を増やさず利益を増やす」ビジネスモデルの導入こそが、最大の不況対策!
・ピンチをチャンスに!不況期こそが社内改革の最大のチャンス!

株式会社 船井総合研究所 片山 和也

↓↓↓本セミナーの詳細・お申込みはこちらから!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/100123

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