注目のキーワード

片山和也の生産財マーケティングの視点【講演とコンサルタントの仕事】

製造業・工場経営の最新ノウハウ資料を見る

今日は博多にて講演を行いました。

一般の方からすると経営コンサルタントの仕事は「講演」が中心だと思われているようですが、そうではありません。経営コンサルタントの仕事の基本は”定期支援”や”プロジェクト”と呼ばれるコンサルティングが中心業務であり、講演は本当に仕事の一部です。
事実、私が講演を行う回数は、年間10回程度といったところでしょうか。
ほとんどの予定は顧問先企業でのコンサルティングです。船井総研の場合、一人前といわれるコンサルタントの基準として「主任」という役職がありますが、主任クラスで10社前後、チームリーダークラスで20社前後の顧問先を持っています。従ってほぼ毎日、コンサルティングの現場にいるというのが経営コンサルタントなのです。
講演というのはコンサルタントにとって麻薬のようなものです。なぜなら90分の講演も1日のコンサルティングもフィーは変わらないからです。また講演はコンサルティングと違い、即答力や本当の意味での説得力を必要としませんから、はっきりいって楽です。言い換えればコンサルタントとしての力にはならないということです。また、現場での実践を伴わない講演は聞いていてもおもしろくないと思います。
現場にこだわる、という姿勢をずっと持ち続けないと、コンサルタントの仕事は続けられないでしょう。

生産財マーケティングのことならジャパン・エンジニアリング・マーケティング.COM

製造業・工場経営の最新ノウハウ資料を見る

関連記事

アクセスランキング

製造業・工場経営.comを運営する船井総合研究所が提供する各種サービス

ものづくり経営研究会オンデマンド
ものづくりグロースクラウド

無料経営相談の
お問い合わせ