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片山和也の生産財マーケティングの視点【中途採用のポイント(2)】

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さらに「すぐに稼げるかどうか」が重要です。ここで逃げるような発言をする人は、マインドとしてコンサルタントに向きません。そもそも即戦力になれる自信も無いのにコンサルティング会社を受けにきている時点で、常識を疑われるということです。
また、即戦力のつもりで入社してくる人は意外に低姿勢なものです。日本の場合、1回転職をすると繰り返す人が非常に多いわけですが、これはその人の姿勢が間違っているからです。転職して長続きしない人は、すぐに転職先の悪いところを見つけて、自分の前の会社との比較を始めます。そうではなく、転職するからには即戦力になるのは当たり前。さらに自分より年下の社員であっても、その会社では自分よりも先輩なのだから、徹底的に敬意を払わなければならないのです。これができない人は転職を繰り返すことになります。
また、船井総研は完全実力主義の会社ですから、実績を上げるまでは最低限の給料しか支払われません。ほとんどの人が入社当初は大きく年収が下がります。またコンサルタントとして一人前になるためには、年間5000時間の仕事を3年間はこなさければ脳に筋肉がつきません。年間5000時間ということは、365日で割ると1日14時間の仕事量ということです。これは家族の協力がなければ、こなせないことです。
ちなみにコンサルタントに限らず、どのような世界でもプロといわれる領域に達するためには1万5000時間のトレーニングが必要と言われています。どのような世界でも、プロとしてフィーがとれるレベルに至るのは、そんなに簡単ではないということなのです。

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