コンサルタントの仕事は「夢」を売ることです。トップの仕事も同じく、社員に「夢」を見せ続けなければいけません。
今日、伺った金物卸商社は、やはりリーマン・ショック以降業績が急下降、月次ベースで赤字が続いています。11月は単月で黒字に浮上しましたが、先は中々見通しがつきません。
今、この会社ではBtoB通販の立ち上げコンサルティングを行っています。数百ページにわたるカタログの制作やFAX-DMでの見込み客集めなど、全てがクライアントにとっては初めての経験です。
今回で3回目の定期支援でしたが、コンサルティングの回数を重ねるにつれ、トップはもとより社員の顔色が明るくなってきていることを感じます。現状が厳しくても、将来に多少の夢や希望が見えているからではないでしょうか。
人は「パンのみに生きるにあらず」です。生きるために最低限のパンは必要ですが、それ以上に必要なのは「夢」です。
「夢」を自力で見つけられ、それに近づける人ばかりではありません。だからトップは常にそれを追求し続け、社員に対して「夢」を見せ続けなければならないのです。
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