驚きのアメリカ版　第２弾　グレートカンパニー視察ツアー2012レポート：まとめ

■　まとめテキスト（２０１２年１０月１１日　木曜日）　■

ポイント１：まず、何で「日本一」「世界一」になるのかを決める。
・グーグル　検索で一番
・セールスフォース　クラウドで一番
・ホールフーズ　オーガニックで一番
・・・今回視察したグレートカンパニーは必ず何かで一番

ポイント２：働く動機づけを行う（但しお金以外で）
１）「使命感」による動機付けが一番強い
・パタゴニア　地球環境を守る
・ＲＥＩ　全ての人に良質なアウトドアを
・インテル　ムーアの法則（２年で集積度２倍、コスト１／２）

２）自社の「ミッション」を社員・顧客間で共有する
・パタゴニア　良い波がきたらサーフィンに、書籍、テレビＣＭ
・ＲＥＩ　生活共同組合、商品を熟知する社員の３つの提案、体験を売る店舗
・インテル　創業者の哲学を一般法則に普遍化

３）共通点は創業者（＝経営者）自らが「ワクワク」する使命感であること
・・・まずは経営者の自己実現「これを世の中に広めたい！」
・・・さらに社員・顧客が共感する使命感であること

ポイント３：中小企業だから福利厚生・ＯＮＥ ｔｏ ＯＮＥコミュニケーション・社会貢献

１）お金のかからない福利厚生もたくさんある
・グーグル　お金がなかった創業期の”キャンパス”を今も継続
– 例えばビーチバレー場ならすぐつくれる
– 「おいしい食事」は給料ＵＰよりローコスト
・ＲＥＩ　アンダーソンアワード（社内表彰）
– 現場リーダーの権限でピアボーナス

２）社員自身が「大切にされている」と思う環境づくり
・会議よりもトップ・リーダーとのＯＮＥ ｔｏ ＯＮＥコミュニケーション
・・・大組織にも関わらず、ほぼ全てのグレートカンパニーが実施
– インテル　現場マネージャーとＣＥＯが直接対話
– ＲＥＩ　経営陣が優秀な社員をプライベートで歓待

３）積極的な社会貢献・・・社員・顧客が誇りを持てる会社
・セールスフォース　Ｏｎｅ-Ｏｎｅ-Ｏｎｅルール

以上