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部品加工業「社長の仕事」とは?

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あらゆる市場が縮小するなかで、全ての企業に共通する取り組むべきことは「生産性の向上」であり、「収益性の向上」です。

また不況対策としても「収益性の向上」、具体的には営業利益率の向上が有効です。不況になると売上が下がります。売上が下がった時に利益率が低いと、すぐに赤字になってしまいます。

不況対策として「収益性の向上」が必要な理由はこうしたことです。

こうした背景があって、昨年秋くらいから私は「受託型製造業でも営業利益率10%超」というテーマでセミナー・講演を行ってきましたが、何人かの経営者の方から次の様なことを言われました。

「片山さん、少人数の会社なら社長の給料を減らせばすぐに営業利益率10%超えますよね」

「小さな会社なら簡単にできるかもしれませんが、30人超える様な会社だとそうは簡単にいかないのでは?」

その点、従業員120名を超える日本でもトップクラスの部品加工業、プラスエンジニアリング株式会社の取り組みは非常に参考になります。

同社が取り組んだことは主に次のことです。

①利益の見える化

②高付加価値受注への意識向上

③値付けの適正化

④難易度加工へのチャレンジ

⑤受注製品メニュー化の推進

⑥職人スキルのIT化(納期管理・見積り業務など)

⑦R&D、産学協同、成長分野への参入

⑧特定業界への依存脱却

同社はこうした一連の取組みの結果、

■リーマン・ショック前の2008年 付加価値率60%

■リーマン・ショック後の2015年 付加価値率70%

と、付加価値率を何と10ポイントも向上させることができました。

同社は偉大な創業者が、現在の日本トップクラスの部品加工業を築き上げました。

現社長の鈴木重人氏は二代目社長で、メガバンク出身のプロ経営者ともいえる人物です。

部品加工業はどうしても「属人的」「職人的」な経営スタイルになりがちですが、同社はこうした“業界素人”ともいえる視点で、KPIなど標準化された経営手法で改革に取組み、大きな成果を上げられています。

従業員120名を超える組織で10ポイントもの収益性向上が実現する、というのはホンモノの経営マネジメントであると私は思います。

こうした同社の取り組みは、ぜひ部品加工業界全体の発展のためにも共有していただくべきだと考え、同社の鈴木社長にご無理をお願いして、今回の経営セミナーに至りました。

不況対策を考える上で、今が最後のタイミングだと思います。

また、こうした同業のモデル経営者のお話がきける機会はそうそうあるものではありません。

今回の経営セミナー“機械加工業「社長の仕事」セミナー”の詳細につきましては下記のご案内をご参照ください。

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[機械加工業「社長の仕事」セミナー]

付加価値率を10%アップさせる機械加工業の取り組み!

部品加工業「社長」が今取り組むべき仕事とは?

 

緊急開催決定!機械加工業「社長の仕事」セミナー

■開催日時:

2016年8月30日(火曜日)13時~17時(受付12時30分~)

■会場:船井総合研究所 東京丸の内本社

※東京駅丸の内北口より徒歩1分

 

↓↓↓機械加工業「社長の仕事」セミナーの詳細・御申込はこちら!

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/009387.html

 

■講座内容

【第1講座】13:00~13:45

イギリスEU離脱!これからどうなる?機械加工業の時流

・進む二極化。景気後退の中で、それでも活況な4業種

・2016年「社長」の仕事は不況対策!リーマン・ショックをリストラ無しで乗り切った会社の共通点に学ぶ、これから社長が取り組むべきこと

<講師>株式会社 船井総合研究所 ファクトリービジネスグループ

グループマネージャー シニア経営コンサルタント  片山 和也

 

【第2講座】14:00~15:30

“業界素人”の「プロ経営者」だからわかる!

自社をより高収益体質・筋肉質の会社にするための機械加工業「社長」の仕事!

・業界の常識は経営の非常識?銀行から機械加工業に入って私が驚いたいくつかのこと

・高収益体質の第一歩は「利益の見える化」!そのプロセスと進め方

・いかに「値付け」を適正化するのか?高付加価値受注に向けた社内の意識改革

・カンと経験に頼らない、見積り業務と納期回答業務の標準化の考え方

・プラスエンジニアリングが考える、機械加工業のこれから

・質疑応答

<講師>プラスエンジニアリング株式会社 代表取締役社長 鈴木 重人氏

 

【第3講座】15:45~17:00

今、勢いのある機械加工業の社長が行っていること

・同じ下請なのに営業利益率17%の社長と、利益カツカツの社長の仕事の中身の違いとは?

・中小企業の業績は取引先の業績で決まる!自社の技術を認めてくれる、優良顧客を引き寄せる方法

・今すぐ機械加工業の社長が取り組むべきこと

<講師>株式会社 船井総合研究所 ファクトリービジネスグループ

グループマネージャー シニア経営コンサルタント  片山 和也

 

↓↓↓機械加工業「社長の仕事」セミナーの御申込はこちら!

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/009387.html

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