今、中小企業の社長の多くの方が、「人が採れない」ということで悩まれている様です。
新聞報道などを見ていても、大手企業が採用に熱心なため中小企業の採用は苦戦している、とされています。
しかし中小企業であっても、社長自らが採用にあたれば多くの場合で成功します。なぜなら大企業の採用担当者よりも、中小企業の社長の方が、人間的魅力があるからです。
さらに今の時代、採用を成功させるために不可欠となってきているのが「採用サイト」です。
「採用サイト」とは文字通り、新卒・中途に関わらず、自社への応募者に向けた専用ホームページのことです。
「採用サイト」は主に以下の要素から構成されます。
・応募者（求職者）へのメッセージ
・先輩からの声（若手を中心に複数人の男女社員）
・職場の様子や、アフターファイブの様子がわかる写真
・募集要項（募集職種や初任給、福利厚生の説明など）
特に“応募者へのメッセージ”については、「やる気のある人、募集！」といった採用者目線のメッセージではなく、「地元で働いて、地元に貢献しよう」「家族主義・少数精鋭の当社でスペシャリストを目指す」といった様に求職者目線で、かつ自社が採りたい求職者が「共感」する様なメッセージを訴求する必要があります。
また求職者が持つ、自社への「不安」を打ち消す内容のコンテンツがあることで、応募の確率は劇的に変わってきます。
そうした意味で上記の“先輩からの声”や“職場の様子がわかる写真”が必須なのです。
ところが多くの会社が上記のうち、“募集要項”しかホームページに掲載していません。
今やハローワークからの応募者ですら、履歴書を出す前に必ずホームページを確認しています。私の経験でいけば、こうした採用サイトをきちんとつくっておけば、自社に合った社員が応募してくる確率は２倍くらいに上がるのではないでしょうか。
「採用サイト」の構築を、ぜひご検討されてはと思います。
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