その国が製造業に力を入れているかどうか、その国のGDPに占める製造業の割合を見ればよくわかります。主要先進国のGDPに占める製造業の比率を見ると下記の様になります。
<GDPに占める製造業の比率>
・スイス 27%
・ドイツ 25%
・日本 20%
・イギリス 18%
・フランス 14%
・米国 12%
スイスやドイツは、高い国際競争力で知られる国です。特にスイスは世界競争力ランキングで何度も世界一になっています。スイスといえば「観光立国」というイメージがありますが、実は製造業に力を入れているのです。
また、GDPに占める製造業の割合が低い国は、失業率が高くなる傾向があります。日本やスイスの失業率が3~4%前後であるのに対し、アメリカやフランス、イギリスの失業率は6~10%近くにもなります。
前回のブログでも書きましたが、製造業が少なくなると雇用が生まれにくくなるのです。
あらためて、製造業の重要さがわかります。
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