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<視察9社目:アウディ>

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同社は売上441億ユーロ(約5兆7000億円)、従業員10万1000人。
インゴルシュタット市(人口12万人)にアウディの本社があります。本社工場は年間55万台の生産台数、従業者36,000人の工場である。昨年稼動したばかりの最新鋭工場である。また本社内に同社ショールームとミュージアムがある。アウディミュージアムは、車と同じ材質を使用している。

同社本社ショールーム外観

ショールーム内部の様子

同社本社工場の外観

車体工場はロボットによる「セル生産」となっており、ベンツの工場は「ライン生産」となっていたのと比較して、より多品種少量生産に対応している。一部の部品はハンガリーで生産。本社工場とハンガリーの工場は専用鉄道により36時間で結ぶ。

ボディの軽量化に力を入れている。最新モデルは従来車種と比較して46kgも軽量化を実現。
84秒に1台のタクトタイムで生産されている。ファイナルアッセンブリラインは全6ライン。ベンツ社と同様、メモリーボックスの中に生産車のスペックが記憶されており、トレーサビリティ管理がなされている。

アウディの工場は最新鋭ということもあり、見学者もゴーグル無しで見学がOKとなっている。また床もオフィスビルと変わらない床で、工場とは思えない環境となっていました。

ベンツは高級車路線、BMWはスポーツ路線、アウディは4駆のラリー・スポーツ路線ということで、それぞれポジショニングが図られている。日本でいえば、ベンツがトヨタ、BMWがホンダ、アウディがスバルというポジションになっている。

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