片山和也の生産財マーケティングの視点【経営者が今、決断すべきこと】
リーマン・ショックに始まる世界恐慌からの立ち直りが見えてきた矢
先に発生した今回の大震災は、日本経済と産業界の先行きをより不透
明にしてしまいました。
まさに今という時代は激動期であり、経営者にとっては非常時である
といえます。今、経営者が考えるべきことは次の2つです。
1)海外に活路を見出す
2)日本国内での生き残りに徹底的にこだわる
特にここでは、多くの中小企業にとって現実的な選択である2)につ
いて考えてみたいと思います。
日本国内で生き残りを図る為には、「価格競争の回避」をいかに行う
かが前提条件となります。その為には、いかに自社の「信者客」をつ
くるかが重要なポイントになります。あなたの会社にも価格競争に陥
らない「信者客」がいらっしゃるのではないでしょうか?
要は、そうした信者客が増えていく「業態」を自社の本業に付加して
いけば良いのです。例えば今年、創業451年を迎える岐阜県の機械
部品メーカー、鍋屋バイテック会社は、プーリー・ネジといった超成
熟商品を扱いながら、国内生産100%、売上が半減しても利益が出
る高い生産性のビジネスモデルを構築しています。
同社は時代の変化に合わせて、常に「信者客」を増やすべく業態を進
化させてきました。例えば同社が力を入れているマーケットは“ざら
場”といわれる小口顧客層です。近年では“営業マン代行カタログ”
“TELセールス”“コンタクトセンター”を中心とした「ディー
ル・ハブ」というビジネスモデルで高い成功を収めています。
同社が451年もの激動の時代を生き抜いてきた背景には、老舗なが
ら変化をいとわない、その経営姿勢にあるのでしょう。
———————– お知らせ —————————-
激動期の今、注目の成長マーケットとそこへの参入方法がわかるコンファレンスを以下の通り企画しました。
激動の時代は超老舗企業に学べ!
創業451年、老舗にして超近未来マーケティング展開する
FA・生産財業界のモデル企業
鍋屋バイテック会社 代表取締役社長 金田光夫氏 が特別講演!
また、船井総合研究所 代表取締役 高嶋栄 が、
激動の時代に生き残る企業の条件と、日本復興に向けて今取り組む
べきことをテーマに基調講演。
さらに生産財業界のスペシャリスト、5名のプロコンサルタントが
これから工場マーケットで伸びる以下の8分野について、
8つの分科会に分かれてセミナーを開催します。
1:BtoB通販参入
不況期唯一の成長マーケット!3ヶ月の準備期間で法人向け通
販ビジネス立ち上げ!
2:省エネ・節電ビジネス参入
東日本大震災を経て、潜在ニーズが拡大!即効性のあるビジネ
スモデルとその参入手法を公開!
3:中国・新興国進出(海外進出)
ゼロからはじめる中国・新興国ビジネス成功するための具体的
な進出手順とリスク管理手法を公開!
4:環境・リサイクル・水ビジネス参入
環境・リサイクル・水・土壌・CO2 関連マーケット
5:新規チャネル開拓(ダイレクトマーケティング)
卸・商社だけに依存しない営業体制新規チャネル開発+既存
ルート販売で不況期でも業績を落とさない仕組みづくり
6:技術・製品(用途)開発手法
技術開発・製品(用途)開発のネタは市場から取る!
ユーザー・市場と“つながる力”をつけ、製品開発・技術開発
情報(ネタ)を入手し“開発型企業”へ生まれ変わる!
7:大手ユーザー攻略
中小製造業・下請け企業でも大手ユーザーの口座を獲得できる
販売プログラム大公開
8:修理・メンテナンス(保全・レトロフィット)事業強化
修理・メンテナンス(保全・レトロフィット等)をキッカケに
競合他社の市場を獲得!成熟期における産業機械のメンテナン
ス新戦略大公開!
<日時・場所>
2011年6月29日(金)10:30~17:30
(無料経営相談 17:30~18:30)
場所:船井総合研究所 東京丸の内本社
(JR東京駅 丸の内北口より徒歩1分)
<主な内容>
基調講演:激動期を乗り越える企業の条件!
2011年今、経営トップが押さえておくべきこと
・・・船井総合研究所 代表取締役 高嶋 栄
特別講演:創業451年の超老舗企業に学ぶ!
国内で生き残る製造業の姿!
多種微量生産と近未来マーケティング!
・・・鍋屋バイテック会社 代表取締役社長 金田 光夫氏
プーリー、ネジといった超成熟製品を扱いながら、国内生産
で高利益率を維持する同社のビジネスモデル!
営業マン代行機能のカタログ戦略、コンタクトセンターを
中心としたディール・ハブ戦略、同社独自の近未来マーケ
ティングの姿が今、明らかに!
分科会:下記8セッションの中から、ご関心のあるセッションを
ご選択ください!
1:BtoB通販参入
2:中国・新興国進出(海外進出)
3:省エネ・節電ビジネス参入
4:環境・リサイクル・水ビジネス参入
5:新規チャネル開拓(ダイレクトマーケティング)
6:技術・製品(用途)開発手法
7:大手ユーザー攻略
8:修理・メンテナンス(保全・レトロフィット)事業強化
分科会講師:船井総合研究所 生産財専門コンサルタント
菊池功、片山和也、井上雅史、藤原聖悟、牧野好和
費用:一般料金25,200円(会員料金 18,900円)
上記セミナーの詳しい資料のご請求を希望される方は、本メールに折
り返しご返信をいただくか、下記までメール願います。
→ kazuya_katayama@funaisoken.co.jp
船井総合研究所 B2Bマーケティンググループ実施セミナー
ご案内はこちら↓↓↓
https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/event/index.html
生産財マーケティングのことなら生産財マーケティング.COM>>> https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/
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