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片山和也の生産財マーケティングの視点【「いい会社」の基準とは何か?】

経営学における永遠のテーマとして、何をもって「いい会社」とする
のか?という価値観の定義があります。

分かりやすい尺度でいえば、売上、経常利益、経常利益率、ROA、
ROE、あるいはEVAと言われるものもあります。
しかし、これらは売上・利益・利益率に関わる指標ばかりで、それ以
外の要素については考慮がされていません。

確かに十分な利益が上がっていることが「いい会社」として必要条件
であることは間違いありませんが、それで十分条件といえるかどうか
は別問題です。
私がかねてから考えているのは、「いい会社」というのは、その会社
の社員を10人ばかり並べ、「あなたの会社はいい会社ですか?」と
質問したときに、まあ10人中8~9人までが「はい、いい会社で
す」と答えてくれれば「いい会社」なのではないかと思います。
「顧客満足」という言葉がありますが、最近では「社員満足」という
言葉があります。私は「社員満足」という言葉自体は好きではありま
せんが、しかし実際問題として外部から見ていて「いい会社だな」と
思える会社は例外なく、社員が自分の会社のことを好きな会社である
ことは間違いありません。

この時、ウチの会社は赤字だけどいい会社です、と答える人はいない
でしょう。やはり利益がきちんと出ていて、必要最低限の給料が出せ
ていてはじめて、いい会社の土俵にのれるわけです。
しかし十分な売上・利益が上がっているからといって、社員が「いい
会社」と感じるとは限りません。

しかし逆に、社員が「働き甲斐のある会社」言い換えれば「いい会社
だ」と思って働くことができる会社は例外なく好業績であるというこ
とが、近年の経営学の研究により明確になりました。

こうした「働き甲斐のある会社」を、アメリカを中心に世界中でラン
キングを行なっている格付け機関が、GPTW(グレート プレース 
トゥー ワークス)です。
GPTWでは、働き甲斐のある会社の要素を、以下の5つの要素にわ
けて社員アンケートにより、毎年ランキングを出しています。

1)信用
2)尊敬
3)公正
4)誇り
5)連帯感

そして、これら5つの要素を組織内で実現しようとすれば、
 ・組織が成長できているという実感
 ・それに伴い、自分自身も成長できているという実感
が必要です。私が「新規開拓」を強烈に提案するのも、それが前述の
理由から組織活性化につながり、好循環をもたらすからなのです。
メーカーであれば「新商品開発」ということになります。

アリの世界にも、常に働かないアリが2割いると言われます。しかし、
ポジティブな組織の中においては、ネガティブな2割のアリは自然淘
汰されていきます。
また前述のような活性化した組織においては、性悪説でなく性善説で
マネジメントを行なうことができます。その結果として、細かいルー
ルを一々決めなくても、自由な社風の中で社員が生き生きと仕事を行
なうことができるのです。
そして船井総研自体も、こうしたグレートカンパニーを目指していま
す。前述のGPTWが日本で行なう「働き甲斐のある会社ランキン
グ」で、今年は14位でした。当社としてもこの取り組みを継続し、
将来はぜひ1位をとりたいと考えています。

ぜひ皆様の会社におかれましても、グレートカンパニーを目指してい
ただきたいと思います。

経営コンサルタント 片山和也ブログ でバックナンバーをご覧に
なれます。
片山和也ブログ ⇒ https://katayama.typepad.jp/blog/

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[船井総研セミナー情報]

「驚きのアメリカ版 グレートカンパニー視察セミナー」のお知らせ
(本メールレポートを発行する片山 和也も同行)

今や、国家よりも企業の方が信用力ある時代です。
そして激動のアメリカにおいて好業績の会社は、「社員の働き甲斐」
を追及している会社です。

そして興味深いことに、そうしたアメリカ版グレートカンパニーが行
なっていることは、
 ・管理しない
 ・ルールをつくらない
 ・アメとムチで社員を動かさない
など、日本企業がかつて家族主義の中でのびのびと経営をしていた時
代のものと、多くの共通点を感じます。

そこで船井総研では、2011年10月23日から10月28日の
日程で、「驚きのアメリカ版 グレートカンパニー視察セミナー」を
企画いたしました。

本セミナーには 船井総研 代表取締役会長 小山 政彦、常務取締役執行役員 五十棲 剛、また本メールレポートを執筆する、
私、片山も講師としてアメリカまで同行いたします。

視察企業はフォーチュン誌に掲載された、「働き甲斐のある会社ベス
ト100」から厳選。また、船井総研トップコンサルタントである
小山 政彦、五十棲 剛 が独自の視点を加えて解説。期間中には
ホテルで2回のセミナーが開催され、これら事例を帰国後いかに自社
に落とし込むかをお伝えさせていただきます。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

<主な訪問企業(予定)>
フォーチュン誌ベスト100から厳選!!
グレートカンパニー視察ツアー! 視察先候補!!

1. Google 「ネット検索世界最大手」
世界ネット検索最大手企業であるが、ベンチャーのマインドはしっか
りと残る。
全ての社員が自由にアイデアを出し、その中から革新的な技術が生ま
れている。またオフィス環境が特にユニークであり、滑り台やブラン
コがあったりもする。そのような自由でストレスフリーな環境がグー
グルのクリエイティブな技術開発の一助となっている。

2. Facebook 「ネット検索世界最大手」
Facebook(フェイスブック)は、Facebook,Inc.の提供する、SNS(ソ
ーシャル・ネットワーキング・サービス)である。2004年にアメリカ
合衆国の学生向けにサービスを開始した。実名登録制となっており、
個人情報の登録も必要となっている。公開後、急速にユーザー数を増
やし、2010年にサイトのアクセス数がgoogleを抜いたとして話題に
なった。2011年現在、世界中に5億人を超えるユーザーを持つ世界最
大のSNSになった。

3. Zappos 「靴のオンライン小売企業」
靴のオンライン小売企業。創業から10年足らずで年商1,000億円を突
破。大恐慌以来最悪の不況下にあるアメリカで、2010年第一四半期の
売上は前年比150%増と躍進を続ける会社、ザッポス。最近では世界
最大手オンラインショップ・アマゾンが約800億円をかけて買収した。
「社員と顧客に幸せを届ける」企業理念と、WOW(驚嘆)のサービスを
第一に掲げる企業文化。

4. Nugget Market 「スーパーマーケットチェーン」
1926年創業の親族経営スーパーマーケットチェーン。北カリフォルニ
アに9店舗を展開し、地域に根ざした経営をおこなっている。その堅
実な経営とともに、店作りとマーチャンダイジングで発揮される先見
性の面でも高く評価されている。高品質の品揃え。そして圧倒される
のはその芸術ともとれる美しい商品陳列である。ワインやビールはス
ーパーマーケットでは珍しいほどの豊富な品揃えを誇る。

5. Kimpton Hotels 「デザイナーズホテル」
米国でのデザイナーズホテルの先駆者的な存在。MarketMetrix
Hospitality Indexの調査によると、顧客満足度は93%とダントツの
数字を誇る。またホテルに対する愛着度は89%で、各ゲストの趣向に
合わせたサービスを提供している。

6. DPR Construction 「建設業」
1990年にカリフォルニア州レッドウッドシティで設立された。多くの
人々が建設会社は製造業であると認識しているが、彼らはサービス業
であると考えている。「クオリティと技術革新という面では、自動車
業界でトヨタがしてきたように、我々は建設業界を変えていく。そし
て、ディズニーのようにポジティブで首尾一貫したブランドイメージ
を構築していく」

7. Genentech 「バイオベンチャー」
バイオベンチャー企業ではアムジェンに次ぐ世界第2位の売上規模を
誇り、日本最大の製薬会社である武田薬品工業を上回る。サンフラン
シスコ湾を一望できる本社はまるで大学のキャンパスのようである。
施設間の行き来には会社支給のマウンテンバイクやシャトルバスを利
用する。毎週金曜日の夜にはイベントが開催され、特に大きな記念日
には、有名なロックバンドを呼び盛大なパーティーを行う。

他 計12社を予定。

またオプションツアーにて、世界的に有名な保養地でもあり、
世界的なパワースポットでもあるセドナ観光も実施いたします。

<日時>
2011年10月23日(日)~10月28日(金)
(セドナ観光オプション追加で 10月30日(日)まで)

<場所>
・サンフランシスコ
・ラスベガス
・セドナ(オプションツアー)

<費用>
【一般企業様】 448,000円 / 一名様(税込)
【会員企業様】 438,000円 / 一名様(税込)
※お二人様以降は、430,000円 / 一名様(税込)です。

さらに詳しい情報、Webからのお申し込みはこちら↓↓↓

※本ツアーの詳細資料をご希望の方は、上記URLからダウンロード、または本メールをご返信ください。

生産財マーケティングのことなら生産財マーケティング.COM>>> https://seizougyou-koujoukeiei.funaisoken.co.jp/

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