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片山和也の生産財マーケティングの視点【「良い会社」の定義とは何か】

船井総研は今年2010年で創業40周年を迎えました。それを記念
して「船井総研グレートカンパニーアワード」という賞を創設、今年
2月の経営戦略セミナーの席上にて、第1回目の表彰式を行いました。

そして来年2月にも第2回船井総研グレートカンパニーアワードが開
催されます。今回の第2回目からは「一般公募」も取り入れ、つまり
船井総研のお付き合い先以外の企業も、エントリー対象として拡大す
ることになりました。私もアワード実行委員会の大阪リーダーとして、
第1回目に引き続き第2回目の企画運営を担当することとなりました。

このアワードは船井総研流の、いわば「良い会社」を定義するもので
す。何を持って「良い会社」とするのか、というのは議論の分かれる
ところではありますが、必ずしも数値だけでは捉えられないものがあ
ると思います。

船井総研ではグレートカンパニーの定義として「独自性とミッション
を持ち、そのミッションが社員と顧客の共感を得て支持されている好
業績な会社」と考えています。ですから、船井総研のいうグレートカ
ンパニーは必ずしも大企業とは限りません。

今年の2月に第1回目のアワードを受賞した6社は、いずれも強い独
自性を持ちミッション(理念)に基づいた経営を追求している会社ば
かりです。そしてその結果として、これら6社は全て好業績です。中
には5年間で売上が12倍(年商3億円→40億円)にも伸びた会社
もありますし、不況の直撃を受けているタクシー業界の中で、過去最
高益を上げた会社もあります。またこのタクシー会社は、離職率が3
~4割とも言われる業界の中で、離職率わずか1.5パーセントとい
う高い社員の定着率を誇る会社でもあります。
また同アワード受賞企業であるボルト・ナットメーカーの場合も、ネ
ジに35年間こだわってきた結果、「絶対に緩まないネジ」を生み出
すことに成功し、世界的に注目をあつめています。この企業は従業員
わずか40名の東大阪の中小企業ですが、リーマン・ショック後の世
界同時恐慌の影響もほとんど受けることがありませんでした。

船井総研では、これら6社による特別経営セミナーを9月22日
(水)東京会場、10月12日(火)大阪会場 で開催する予定とし
ています。詳細が決定次第、本メールレポートでご案内させていただ
きます。

今の時代に業績を上げるヒントは、この「グレートカンパニー」にあ
るのではないでしょうか。

生産財マーケティングのことならジャパン・エンジニアリング・マーケティング.COM>>> http://www.jem-com.jp/

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