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不況期こそ新規開拓・新規事業を

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7月となり9月の売上予測が見えてくる時期になりましたが、5月と

比較すれば6月・7月は改善されたものの、多くの会社が9月になっ

ても損益プラスに持っていくことが厳しい状況です。

特に販管費の削減余地が限られている商社の場合は、損益的に厳しい

状況におかれているといえます。逆に現時点で損益プラスに持ってこ

られている会社は、4月の時点でそれを実現しているケースが多いと

いえます。

今回の不況が過去に例のない厳しいものであることの象徴が、生産財

業界でも絶対的存在と言われている一流企業の足元を揺さぶってい

点でしょう。例えば業界トップの測定機器メーカーですら、この4~

6月の売上は昨年対比3割以下に落ち込んでいるとのこと。業界を代

表する伝導機器メーカーも工場の稼動は3割程度までに落ち込んだ

ま、いつ浮上できるかわからない状態です。

こうした中、最近経営者の方の関心を集めているセミナーが、船井総

研社長の小山政彦がメイン講師を務める 「これから3年未来からの

ノウハウが見える価格戦略セミナー」です。このセミナーは7月13

日月曜日東京にて開催、つまりこのメールレポートが届いている時点

で開催されているのですが、いわゆる値決めについてこれからど

のように考えていくべきなのか、が経営者の方の関心を集めているよ

うです。当社社長の小山が一貫して言っているのはコモディティ

ということです。つまり従来価格の7~6割で従来の品質と変わらな

いような商品づくりが必要である、ということです。

例えば不況期の現在でも業績が好調な分野として、カタログ・Web

通販の分野が挙げられます。実は通販で安い商品というのはPBなど

限られているケースが多いのですが、やはりイメージ先行でオーダー

が入るのでしょう。

私の関係先で5年前までは産業部品の2次卸だった会社がBtoB

販をスタートし、今では卸事業の5倍近くの売上を通販事業で稼いで

います。通販事業はこの6月で昨年対比3割アップ、逆に卸事業は3

割ものマイナスです。ここで興味深いことは、商品知識に詳しい優秀

な人間は卸事業に配置されています。通販事業はバイトやパートを中

心に、マニュアルどおりの動きしかできない素人が中心となっていま

す。それなのに、伸びているのは素人が中心の通販事業であり、やは

りビジネスの仕組みの重要さと時流というものを強く感じて

しまうのです。

全ての会社が「コモディティ」「通販」というわけにはいきません。

人的販売を旨とする会社であれば、不況期は「新規開拓」また「新規

事業」に目を向けなければいけません。これは当社の創業者、船井幸

雄の考え方もそうですし、当社の社長、小山政彦も一貫して申し上げ

ていることです。

売上=客数×客単価 です。不況で落ちる客単価を上げるというのは

並大抵の努力ではできません。客単価の落ち込みを客数で補うか(

新規開拓)、あるいは客単価を上げるための新規事業を考えるかです。

今まで、このレポートで述べてきたWeb(ソリューションサイト)

を中心とするダイレクトマーケティングは、こうした新規開拓を進め

る上で必須の武器となります。ダイレクトマーケティングやダイレク

トオーダー(=通販)の導入というのも、新規開拓であると同時に新

規事業であるともいえます。

今回の不況を乗り切る、抜本的な手立てを経営者の方には考えていた

だきたいと思います。

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