今日は浜松の生産財商社にて、定期コンサルティングを行いました。その中でのマネージャーミーティングにてお話したこと。
商社はメーカーと違い、それこそ商材が何であろうが販売できます。ですから商社における戦略とは『どんな商品に力を入れるか』ということになるでしょう。さらに戦術的には『どのお客に力を入れるか』ということになり、戦闘レベルで考えると『どの担当者(社員)に力を入れるか』ということになるでしょう。
短期的(3ヶ月~半年)に業績を上げようとするならば、力を入れるべき営業マンを決めて、彼がいかにすれば数字を伸ばせるかを徹底的に考えることが早道です。
生産財の場合、商品戦略には時間がかかります。特に商社の場合はそうした傾向が強いといえます。例えばこの会社の場合、4年前から米国製の検査装置の販売に注力しているのですが、目に見える成果が出始めたのは、販売を開始して2年ほど経過してからです。
さきほど”戦術レベル”と申し上げた『どのお客を伸ばすか』ということについても、これも1~2年スパンで考えていかなければならない話です。
このように時間軸が異なる『戦略』『戦術』『戦闘』をバランスよく実行していかなければならないのです。
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