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2024.04.01
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2024.03.27
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2024.03.18
【ご参加無料】船井総研 東京本社 移転記念セミナー(イベント)ご案内の件
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2024.03.11
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より説明
・同社は1996年に物理学者であるマティアス・ヴィレンバッハーと、農業・経済学者であるフレッドoユングによって創業された、再生エネルギー分野に特化したプラントメーカーである。
・風力発電をかわきりに太陽光発電、バイオマス発電に進出している。ドイツ国内では原子力発電は影を潜め、再生エネルギーが広く注目をあつめている。
・再生エネルギー、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電 原子力発電は影を潜める
・同社には1750名の社員がおり、うち1004名ドイツ国内である。従業員数は右肩上がりで増えている。売上はドイツ国内が2/3、ドイツ国外が1/3である。日本にも進出している。
右肩上りで増える従業員
同社の太陽光プラント
同社本社の外観
・今まで風力314MW、太陽光321MWの発電実績がある。50億ユーロ以上の投資をしてきた。
・風力発電は、高さの三乗に風力が比例する。すなわち高さが2倍になると8倍の風力がある。180mものタワーを建設することもある。以前はタワーの高さは100mほどであった。
・森の中に風力発電をつくるのが同社の独自技術。森の中であれば景観をこわしにくく、また居住地からも離れている。ただし動植物への影響を調べるため(鳥の衝突など)、1年間ものアセスメントを事前に行う。
・同社は2008年、全て再生可能なエネルギーによって賄われている本社ビルを建設した。この木造のオフィス複合ビルは床面積8,500 m²で、約300人の従業員を収容するスペースを有している。
(3)同社の経営理念
・同社のビジョンは、「再生可能エネルギーからの100%のエネルギー供給を実現すること」である。
・そのために複数の自然エネルギー供給手段を組み合わせて開発・実装し技術力を高め、他の企業や団体、自治体と協力しながら世界に再生可能エネルギーの必要性を啓蒙している。
(4)同社の取組み
・同社の社員は平均年齢37歳。マネージャーより下の社員は「おまえ」と言い合う文化である。
・72人分の託児所を用意。6ヶ月から3歳児を預かる。
・社員食堂には力を入れている。近郊の農家から有機野菜を仕入れている。大学の学生食堂よりも安い価格で提供している。
(5)同社のパイロットプラント
・同社の本社敷地内にはパイロットプラントがあり、見学ができる様になっている。
・同社のパイロットプラントで14,000戸の電力を賄うことができる。
・風力発電については1KWあたり13円で売電している。
カーポートの上にソーラーパネル
同社のパイロットプラント見学コース
風力発電とソーラーパネルの複合施設
同ショッピングモールの中にGPTW受賞の大手スーパーであるREWE(レーヴェ)があります。
・REWEは日本でいうイオンなど一般的量販店に相当する。同社の売上は約5兆円前後の売上であり、従業員数は32万7600万人である。
・ALDIは日本でいうトライアルなどディスカウントストアにあたる。売上はやはり5兆円前後であり、従業員数は9221人である。
・ALDIはプライベートブランドが主体であり、種類は少ないが商品の価格は驚異的に安い。例えば日本であれば400円前後するサラミの詰め合わせセットが、100円前後で売られている。
・最近ではREWEとALDIが共存共栄の関係を見出している。すなわちREWEが出店した近くにALDIが出店し、REWEよりも価格優位性がある商品カテゴリーでお客を集客している。
(2)ドイツのショッピングセンターついて
・今回視察した両施設(スカイライン プラザ・マイ ジール)は、いわゆる「アーバンセンター」といわれるスタイルのショッピングモールであり、気取らず地域住民のコミュニティとなることを目指しているモールスタイルである。
・具体的にはアメリカの都市部のショッピングモールみたいにルイ・ヴィトンなど高級ブランドのテナントが少なく、地域の商店街的なテナント(写真屋など)が入っている。
・コンセプトとしては前述の通り「地域の商店街」であり、商店街が持つ機能をもたせたショッピングモールであるといえる。
(3)総括
・REVEもALDIも卸を介さない、いわゆる中抜きである。
・パワーディスカウンターのALDIはさらに一歩進めて、プライベートブランド(=メーカ化)によるディスカウントを実現している。
・日本においても今後は卸の排除、また小売業のメーカー化が進むものと思われます。
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