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ドイツグレートカンパニー視察セミナーレポート:まとめ

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ドイツグレートカンパニー視察セミナーレポート
 

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ドイツグレートカンパニー視察セミナーレポート:まとめ

テーマ:今回の視察で得たことを、いかに自社に取り入れていくか
1.今回の視察で押さえておきたいドイツの特性
(1)働き好き:プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(宗教的価値観)
(2)高い社会保障:ゆりかごから墓場(天国)まで ⇔ アメリカとの違い
(3)戦争・インフレ・デフレ・不安定な歴史の繰り返し
2.視察より:ドイツグレートカンパニーの特徴
(1)高い生産性
・女性の社会進出(3歳未満の子供を持つ女性の就業比率ドイツ65%、日本25%)
→視察先も多くの会社に託児所がある。
・生産性を上げるために徹底的に合理化を図っている。
→「専門化の総合化」ケルヒャー・ALDI
→「固定費の変動費化」ウルト
→「垂直統合」ALDI・ウルト
→ウルト:品揃えトラスコ中山の1/5で、売上10倍
→その他、サービスエリア、瓶のデポジット
(2)国際化
・ケルヒャー売上の85%、ウルト55%が国外からのもの
・ただし欧州特有の事情もあり(海外が地続き)
(3)芸術・文化への注力
・ウルト:世界中に美術館、ケルヒャー:文化財修復プロジェクト
・ウルト創業者の言葉「芸術・文化に興味がある人は仕事ができる」
(4)デザインの追及
・イギリスとの競争、バウハウスをつくりデザインで勝つ
(5)ブランドの追求
・政府、貨幣が破綻しても自社商品が最大の「価値」となることを目指す
・BMWの世界:近代的教会建築、演出、ストーリー、熱狂的なファンをつくる仕組み
3.上記(1)~(5)が目指していること
・「規模」「利益」の追求よりも「持続する経営」
・その結果としての「家族経営」
・その中で社員の働きがいを追求する(=上記(1)~(5)が揃えば社員は自社に仕事に誇りを持つはず)

 

以上

 

▼視察レポートがこちらからご覧いただけます。


視察2日目
1日目(2013年10月 6日 日曜日) 2日目(2013年10月 7日 月曜日) 3日目(2013年10月 8日 火曜日)

4日目(2013年10月 9日 水曜日) 5日目(2013年10月 10日 木曜日) まとめ
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