片山和也の生産財マーケティングの視点【これからの成長産業!巨大マーケット「航空機産業」のトレンドをつかもう!】
アベノミクス効果で円安・株高が進み、一部の高額商品に動きがみられるなど景気回復への期待が持たれる一方、この1月~2月の足元の数字は振るわないという中小企業が多い様です。そうした中、昨年対比でも150%近く仕事が増えているのが「航空機産業」です。製造業の海外移転が進む中でも、国内で成長する数少ない産業の一つと言えるでしょう。航空機産業の全世界における市場規模は50兆円と言われますが、これから十数年で200兆円を超えるマーケットになると言われています。
日本国内においても、同産業は大きな成長が予想されていますが、それには次の2つの理由があります。
1番目は航空機産業が総合システム産業であり、先進国に向くビジネスモデルである、ということです。例えば自動車の場合、1台あたり2~3万アイテムの部品によって構成されています。これが航空機になると200~300万アイテムの部品から構成されますから、いかにシステム的で、裾野の広い産業であるかがわかります。
2番目は、現在の日本国内における航空機産業の市場規模が小さすぎることが挙げられます。例えばGDPで日本の60%以下であるドイツでも、航空機産業は3兆円近い生産高なのに対し、日本は1兆円強しかありません。この理由は、日本には量産を前提にした完成機メーカーが存在しなかったことですが、今後は日本国内においてもMRJを初めとする完成機の量産が予定されています。
この様に航空機産業は日本向きの産業であり、かつ今後成長余地が極めて高い産業です。そこで船井総合研究所では同産業の“本場”であるアメリカ医療機器・航空機産業視察セミナーを、2013年6月16日(日)~6月22日(土)に開催いたします(詳しい情報は船井総研ホームページをご覧ください)。ぜひ、ご参加をご検討いただき、成長産業の最新トレンドをつかんでいただきたいと思います。
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