2025年2月の時流とその対策(2)
社長が今すぐに行うべきシステム投資とは?

CRMカンパニー経営サミット2025
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今、業績が好調な会社の共通点

かねてからお伝えしている通り、ここ最近は“まだら景気”ともいうべく、大半の会社は市況が厳しい中、一握りの会社は業績が好調、といった様相を呈しています。

実際、2025年の1月は企業倒産件数が増加、33ヶ月連続で前年同月を上回り、なんと戦後最長記録を更新したといいます。

統計データだけでなく、実感として厳しさが感じられます。

例えば金型業界。

EVシフトやトランプ関税の先行き不透明感もあり、新車のモデルチェンジが激減したこともあって、昨年から金型業界は前年対比で2~3割減というレベルで仕事が減少しています。

金型業界だけでなく、治工具や関連設備投資など全てが影響を受けているのではないでしょうか。

特に、自動車産業が集積している東海エリアは、大きな影響を受けているといえます。

 

過去最高の売上を見込むCRMカンパニーの取組み:SFAとCRMは何が違うのか?

例えば、来る2025年2月28日の「CRMカンパニー経営サミット」の特別ゲスト講師の1社である、愛知県・碧南市に本社を置く生産財商社、株式会社エス・エヌ・ジー 様では好業績を維持しています。

同社は新規開拓の推進により、特定業種に依存していないこと、またCRMプラットフォームを使いこなし、社内業務の合理化が行えていることもあって、今期は過去最高の売上を見込む予定です。

同社だけでなく、「CRMカンパニー経営サミット」に登壇予定の2社(株式会社アイーナホーム/不動産住宅業界、株式会社クレイプラス/人材サービス業界)も、いずれも好業績を維持しています。

いずれもCRMプラットフォームを使いこなすことによる成果といます。

では、このCRMプラットフォームとは、どのようなものなのでしょうか?

CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント:顧客管理)プラットフォームに近いデジタルツールとしてはSFA(セールス・フォース・オートメーション:営業管理システム)を挙げることができます。

SFA(営業管理システム)は、既に導入されている会社も多いかもしれません。

しかし、CRMプラットフォームを導入している会社は、まだ少数派なのではないでしょうか。

ここでSFAとCRMプラットフォームの違いについてご説明したいと思います。

<SFAとCRMプラットフォームの違いについて>

違い1)SFAは「商談発生」から「受注」までが主な守備範囲であるが、
CRMプラットフォームは「顧客の興味関心の発生」から「受注後の取引履歴」まで全てが守備範囲になる。

違い2)SFAはパッケージであることが多く、自社に合わせたカスタマイズがきかないが、
CRMプラットフォームは自社の業務に合わせて、容易にカスタマイズできる。

違い3)SFAは自社の販売管理システムとの連携が難しいケースが多いが、
CRMプラットフォームはあらゆる自社のシステムと連携が容易に行える。

違い4)SFAは基本的に商談が発生した後の管理や、営業担当者の行動管理しかできないが、
CRMプラットフォームは、新たな商談の創出が可能である。

例えば、前述の 株式会社エス・エヌ・ジー 様の場合、上記の 違い1) についていえば、お客様とやり取りした仕様書や図面も、どんどんCRMプラットフォームに蓄積されていきます。

同社の営業担当の方は、出先からスマートフォン等でその内容を確認できますから、営業効率が大幅に上がります。

しかも担当の引継ぎ等も容易に行えます。

エス・エヌ・ジー様の営業ご担当の方は、「データが蓄積されればされるほど、つまり時間が経てば経つほど当社の優位性が増す」と、いわれています。

また 違い2) についていえば、例えば、見積り金額がある一定の金額を超えると、管理職の決裁が必要になります。

例えば、「いくら以上の見積り金額の場合」「誰の決裁を得るのか」という設定を任意に行うことができ、その決裁承認フローそのものを、システムに含めることができます。

もちろん、こうした情報を自社の経理部門と共有することが可能です。

つまり、単なる営業管理の枠を超えて、業務プロセスそのものの効率化が図れるのです。

そして 違い3) ですが、エス・エヌ・ジー様の場合も、自社の販売管理システムとCRMプラットフォームを連携させています。

その結果、業務担当の社員の方が見積りを行った案件も、その後、営業担当者が滞りなく発生した商談をフォローすることができています。

さらに 違い4)について、エス・エヌ・ジー様ではCRMプラットフォーム内の機能である、MA(マーケティング・オートメーション)を活用されています。

これにより、どのお客様がどのメールマガジンを開封して、その後、同社のどのWebサイトの、どのページを、誰が、どのくらい閲覧したのか、といった情報から顧客ニーズを把握することができます。こうしたデータから、商談の創出につなげているのです。

 

データをどう活用するのか? によって業績が決まる時代に

いかがでしょうか。

まさに前述の通り、CRMカンパニーにとっては「データが蓄積されればされるほど、つまり時間が経てば経つほど優位性が増す」ということなのです。

そして、私たち船井総合研究所では、来る2025年2月28日(金曜日)に「CRMカンパニー経営サミット2025を開催いたします。

本セミナーでは前述のエス・エヌ・ジー様の他、CRMプラットフォームを導入して大きな成果(=業績アップ)につなげておられる、2社の経営者の方が登壇されます。

CRMカンパニー経営サミット2025

 

↓↓↓CRMカンパニー経営サミット2025の詳細はこちら!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/122888

ぜひ本セミナーに参加いただき、CRMプラットフォームを導入することで自社のビジネスがどう変わるか?ということを知っていただきたいと思います。

同時にCRMをはじめとした、AIまた生成AIを活用したデジタルについて、その最新情報を知っていただきたいと思います。

ぜひ、下記URLから本セミナーの詳細をご確認いただき、ご自身だけでなく右腕となる経営幹部の皆様もご同席の上、本セミナーへのご参加をご検討いただければと思います。

 

<このような方におススメのセミナーです!>

・CRMの導入により短期間で業績を向上させたいと考えている経営者の方
・データ活用、あるいはAI・生成AI活用により、自社の業績を向上させたいと考えている経営者の方
・DXに取組みたいと思っているが、何から手を付けたらいいのか迷っている経営者の方
・同じ中小企業で、DXに取り組んで成功している実際の社長の話を聞いてみたいと考えている経営者の方
・これから本格化する不況の前に、有効な打ち手を考えたい経営者の方

【セミナー概要】

◆日程 :2025/2/28 (金)
◆時間:12:30~16:30
◆会場:船井総合研究所 東京本社(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲

↓↓↓お申込みはこちらから
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/122888

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