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新著「ローコードDX」が丸善丸の内本店で週間ベストランキング1位に!

私も著者として名を連ねている新著「ローコードDX」が、東京駅最寄りの丸善丸の内本店で週間ベストランキング1位になりました。

本書のテーマでもある「ローコード」はIT業界における50年に1度の大きな技術革新といわれています。また大企業だけでなく、全ての中小企業も対象となるテーマです。

本書の解説を、私 片山がYoutubeチャンネルでわかりやすく行っているのが下記の動画です。

こちらは無料の動画となっていて、上記書籍の内容もわかりやすく解説しておりますので、ぜひ視聴いただければと思います。

↓↓↓新著「ローコードDX」の、わかりやすい解説はこちら

なぜ中小企業経営者も「ローコード」の概略を知っておく必要があるのか?

前述の通り、ローコードという技術は、IT業界における50年における1度の技術革新といわれています。

これまで、ソフトウェアといえば、
1)パッケージソフト
または
2)ゼロからの開発(=フルスクラッチ)
の、いずれかしかありませんでした。

そして多くの場合、中小企業の場合は 1)パッケージソフト を導入します。
ところが“パーケージソフト”の弱点は、カスタマイズに多大なコストがかかる、ということです。
特にSFA(=営業管理システム)の場合、自社の営業マネジメントで本当に使いこもうとすると、どうしてもカスタマイズせざるを得ません。
あるいは自社の販売管理システム(=基幹システム)と連携したい、といったニーズが発生することもあります。ところが多くのパッケージソフトは、こうしたカスタマイズができない、あるいはできるにしても多大なコストがかかる。といって上位2)の“ゼロから開発”するほどの予算もとれない、というケースが多いわけです。

この従来の
1)パッケージソフト
2)ゼロからの開発(=フルスクラッチ)
に対しての3つ目の選択肢が

3)ローコード

なのです。

ローコードというのは、プロのエンジニアでなくても上記2)のフルスクラッチ開発が簡単に行えるプラットフォームのことをいいます。
わかりやすくいえば「レゴブロック」のごとく、自由自在に設定を組み替えることで、自社に最も最適なシステムを簡単に構築できる、という仕組みのことです。

ローコードの利点は次の通りです。

利点1)コストが安い
利点2)カスタマイズが容易である
利点3)既存システムとの連携が容易である

例えば、私の関係先の某機械工具商社の場合、もともと、国内でもトップクラスのシェアを取っているパッケージのSFAを使用していました。

ところがこの某機械工具商社の場合、見積書の作成は販売管理システムである機工マスタで行っています。
この機工マスタで作成した見積書を、本来であればSFAと連携して取り込みたいところなのですが、このSFAは機工マスタとの連携が行えません。
従って、機工マスタで作成した見積書のデータを、再度SFAに手打ちで二度打ちする、という作業が必要でした。

その結果、本来であれば機工マスタで作成した見積り案件が、その後どうなったのか? といったことをSFAで追跡したいわけですが、営業担当者が見積書情報をきちんと入力してくれないため、SFAの効果が半減していたのです。

ところが本書で紹介しているローコード・プラットフォーム「Zoho」であれば、世の中に存在する大半の販売管理システムと連携が可能です。

実際、機工マスタともZohoは連携可能です。機工マスタとZohoで構築したSFAが連携できたことにより、機工マスタで作成した見積書が、その後どうなったのか?という追跡が容易になったのです。

ちなみにZohoは機工マスタだけでなく、例えば自社独自に構築した自社製販売管理システムであったとしても連携が可能です。

なぜならZohoの様なグローバル標準のローコード・プラットフォームというのは、APIといわれる連携の為の自社プロトコルをOPENにしているため、どんな基幹システムであったとしても連携が可能なのです。

これに対して、特に国産のパッケージソフトウェアというのは、大半がAPI連携に対応していません。
なぜならAPIというのは前述の通り、自社プロトコルをOPENにする、ということであり、ここをOPENにすると「連携に伴うカスタマイズ」でお金がとれなくなります。
あるいはAPIに対応させようとすると、開発段階で相応の負担がかかりますし知見が必要です。
グローバルなIT事情というのは、他システムとの連携が前提なので、APIに対応させることが半ば常識になっています。ところが国産のシステムの多くは、そこまで手が回っていない、というのが実情なのです。

また前述の某機械工具商社の場合、機械工具商社事業だけでなく、人材ビジネス関連事業も手掛けていました。
以前使用していたSFAだと、機械工具商社事業と、人材ビジネス関連事業とを、統合して管理することは不可能でした。ところがZohoであれば各事業に合わせた入力項目を任意に設定できるため、異なる事業領域の管理を1つのシステムで行える様になります。

こうした複数事業を1つのシステムで統合管理できることも、ローコード・プラットフォームであるZohoの大きなメリットであるといえます。

何と!SFAの費用が1/3以下にコストダウンの事例も!

ちなみに前述の「ローコード」を世界で初めて本格的に普及させた会社が、アメリカの有名なセールスフォース・ドットコムという会社です。
セールスフォース・ドットコムは、あのトヨタ自動車も採用しており、ゆうちょ銀行や損保ジャパングループが本格導入したことで、日本でも注目を集めました。

トヨタ自動車の様に、グローバル展開している会社の場合、従来は展開する各国にサーバーを立てる必要があり、システム運用には莫大な費用がかかっていました。
これに対してセールスフォース・ドットコムを導入することにより、日本でも米国でもEUでも世界中のあらゆる国で、クラウド経由の同じシステムをローコードで使える様になります。
その結果、例えばシステム要員が数百人いた様な会社の場合、セールスフォース・ドットコムにシステムを置き換えることで、それこそシステム要員を1/3とか1/2とか削減することができるわけです。

こうしたグローバル企業に対しての「コストダウン」「ゲームチェンジ」で一気に普及したのが、前述のセールスフォース・ドットコムなのです。

ところが従業員100名前後の中堅・中小企業の場合だと、大半は国内でのみ展開しているケースが多く、またシステム要員も1~2名でやっている、というケースが大半です。
例えば前述のセールスフォース・ドットコムを導入したとしても、システム要員を半分にするわけにはいきません。その結果、中堅・中小企業が同システムを導入しても、必ずしもコストダウンにつながらない、という問題が発生します。これは実は多くのクラウド・システムにみられる現象です。

ところが、セールスフォース・ドットコムから遅れること10年、同じくアメリカで創業したZohoは、最初から中小企業をターゲットにしていました。

中小企業をターゲットにする以上、従来のシステムと比べても1/4とか1/10とかに、コストを下げる必要があります。そこでZohoがとった戦略は「プロダクト・レッド・グロース」とよばれる戦略です。
「プロダクト・レッド・グロース」というのは文字通り、“プロダクトがプロダクトを売って成長する”という戦略です。この「プロダクト・レッド・グロース」の代表的な成功事例としては、リモート会議システムZoomが挙げられます。Zoomはこれだけ普及していますが、いわゆる営業担当者というのをほとんど抱えていません。Zoomはまず“無料お試し”で使ってもらい、機能をアップしようとすると有料版に切り替える必要があります。

Zohoも同じで、まずは無料版を試すことができます。
そして機能を拡張しようとすると、有料版に切り替える必要があります。

これに対してセールスフォース・ドットコムの場合は、人がデモや提案営業を行う「セールス・レッド・グロース」という戦略をとっています。
全世界でみると、Zohoの導入社数は約15万社以上と、セールスフォース・ドットコムよりも導入社数は多いといえます。ところがセールスフォース・ドットコム・ジャパンには約3000名のスタッフがいるのに対して、ゾーホー・ジャパンは約100名強ほどのスタッフしかいません。
これは前述の通り、システムコストを抑えるための戦略の違いなのです。

Zohoは基本的に「Zohoを使う上で、あるいは開発する上で必要なことは、全てWeb上で説明しています」というスタンスです。その代わり、人がわかりやすく説明・提案してくれるセールスフォース・ドットコムよりも劇的に安く価格設定がされているわけです。

こうした中小企業向けの最適なシステムといえるZohoの導入をサポートするために、私たち船井総合研究所にはZoho専門エンジニアが40名以上も在籍しています。

例えば先日、私の顧問先のメーカーも、旧来のシステムからZohoへの切り替えを行いました。
この私の顧問先のメーカーの場合、40アカウントのSFAを使用しており、
・毎月76万円
・年間900万円
の費用がかかっていました。

これをZohoに切り替えると、何と費用が
・毎月19万2千円
・年間約230万円
ということで、年間670万円ものコストダウンにつながりました。

船井総合研究所も、Zohoへの切り替えで年間684万円のコストダウンに成功!

コストダウンができるのはSFAだけではありません。
船井総合研究所では10年以上前からMA(マーケティング・オートメーション)を導入しており、従来は毎月60万円、年間720万円もの費用を支払ってきました。

ところが社内プロジェクトをたてて、従来のMAをZohoに置き換えることで、何と毎月のコストが3万円に下がることがわかりました。

当初、既存のシステムを置き換えることに情報システム部門も懸念を示しましたが、プロジェクトで社内調査を重ね、Zohoへの置き換えを実行。
従来と何ら変わらないMAの運用が行えています。

そして、従来は毎月60万円支払っていたシステム費用が3万円に激減し、年間だと684万円ものコストダウンにつながりました。これは3年間だと2000万円以上のコストダウンにつながります。

この様に、ローコードを使いこなすことにより、自社システムのコストを劇的に削減できる可能性があるのです。

ローコードについて、わかりやすくお伝えするDX経営セミナーを開催いたします

そして、これまで述べてきたローコードをいかに自社で使いこなすのか、というテーマで、来る2023年9月21日(木)13時~16時、船井総合研究所 五反田オフィスにてリアルでのセミナー開催(MA・SFA即時業績アップ経営セミナー)をいたします。

今回はWeb開催のセミナーではなく、あえてリアル開催のセミナーとさせていただくことにより、皆様ともリアルのコミュニケーションを行いながら、デジタルが苦手な方でもわかりやすく、本セミナーを開催させていただければと思います。

↓↓↓本セミナーの詳細・お申込みはこちら!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/103327

<本セミナーの概要>

第1講座
なぜ御社のMA、SFAはうまくいかないのか?
・御社のMAがうまくいかない、たった1つの理由とは?
・御社のSFAがうまくいかない、たった1つの理由とは?
株式会社 船井総合研究所 片山 和也

第2講座
MAとSFAの見直しで業績向上に結び付けた成功事例!
MAとSFA活用で毎年1億円の新規開拓に成功している我が社の取り組み
吉岡興業 株式会社 代表取締役 吉岡 洋明 氏
※動画でのご登壇となります。

第3講座
90日間でMAとSFAを見直し、改善する方法
・MAを業績向上に結び付ける5つのステップとは?
・SFAを業績向上に結び付けるための3つの施策とは?
株式会社 船井総合研究所 山崎 悠・株式会社 船井総合研究所 黒木 賢雄

第4講座
来るべき大不況を乗り切るために、中小企業 経営者の皆様にすぐに取り組んでいただきたいこと
・「人を増やさず利益を増やす」MA・SFA活用こそが、最大の不況対策!
・ピンチをチャンスに!不況期こそが社内改革の最大のチャンス!
株式会社 船井総合研究所 片山和也

・一般価格 12,500円 (税込 13,750円)/ 一名様
・会員価格 10,000円 (税込 11,000円)/ 一名様

↓↓↓本セミナーの詳細・お申込みはこちら!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/103327

本セミナーには、私も講師として登壇いたします。
ぜひセミナー会場(東京・船井総合研究所 五反田オフィス)にて直接皆様とお会いし、具体的な成功事例を直接、皆様にお伝えさせていただければと思います。

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