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成果出てます!我が社の取組み~生産財商社~【米善機工株式会社】

YZエンジニアリング、YZ校正、中古機械 他
独自の成長戦略で躍進する生産財商社のモデル企業

エンジニアリング商社に変貌するべく多岐にわたる事業・認証・連携を積極的推進!

米善機工株式会社


米善機工株式会社は、熊本県中央区に本社を持ち、熊本県全域を商圏にした機械工具商社です。品質と生産性向上のサポーターとして、機械・工具・工作機械全般の販売だけでなく、中古機械・部品加工・工事メンテナンス、さらにはスマートファクトリーやエンジニアリング校正サービスなど、弊社研究会会員様の中でもさらに幅広い事業を手掛けられております。

2016年に創業70年迎えた同社が、今後100年企業に向かって前進するために大切にしていることは不易流行の精神です。不易とはいつまでも変わらないこと、流行とは時代の変化に機敏に対応することです。

同社の本社外観

 

同社のオフィスの様子

 

経営理念は「四方善し経営」、9カ年経営計画は2年前倒しで達成!

同社 代表取締役社長
髙橋 不二夫 氏

まず変えてはならないこととして、経営理念である「四方善し経営」

つまりお客様よし、社員よし、会社よし、地域社会よし、この四つのバランスのとれた経営を実現されています。

また同社は、長期事業戦略として2011年からの9年計画「YBS2020」を策定しました。計画では年率で売上7%の成長を実現する2020年までの計画でしたが、2年前倒しで2018年に達成しました。

その計画の中で、エンジニアリング商社として、単品販売からシステム販売への変革が盛り込まれています。

「工具・機器受注 ⇒ 機械受注 ⇒ ライン受注 ⇒ システム受注」といった流れで、物販中心のビジネスから、エンジニアリング中心のビジネスへの段階的シフトを推進しております。

もちろん、システム受注を同社単体で実施することは不可能ですが、同社は熊本県のほぼ全ての製造業と連携することで可能にしています。

さらには「熊本県生産連携・共同受注 MIKI-500」に参画することで、熊本県のエンジニアリングビジネスの先導役としての地位を確立されています。

また、検査校正事業も同社のユニークなビジネスの一つです。校正スケジュール管理、梱包不要の引き取り、校正実績から証明書類の管理まで、すべて一括して引き受けることで、お客様の校正における煩わしさを解消します。お客様の関心事かつユニークなビジネスのため、切り込み商品として優秀で、新品測定機の受注も期待している狙いの一つです。

地域未来牽引企業として地域での存在感は高い

 

各種認証・工事業等を積極的に取得、時代の変化に合わせた攻めの経営を志向

同社は、1946年にこの機械工具販売を生業として、鯛瀬良弼氏が熊本市南新坪井町にて創業をし、1962年に米善機工株式会社を設立しました。1995年に就任された現在の代表取締役社長である髙橋氏で3代目になります。

髙橋氏就任後は、事業の拡大、および各種認証・許可票の取得を積極的に実施しております。

2006年に機械器具設置工事業の一般許可を取得、2009年に古物商許可を取得、2010年にエコアクション21 認証・登録、2014年に検査校正事業部、エンジニアリング事業部の新設、およびISO9001を取得、機械器具設置工事業の特定建設業許可を取得するなど、不易流行の流行の部分を実現し、時代の変化に機敏に対応しております。

その結果、2014年に「熊本県リーディング育成企業 認定」、2016年に「熊本県ブライト企業 認定」、2017年「ヘルスター健康宣言(健康経営宣言)」、2017年「経済産業省『地域未来牽引企業』認定」などの多くの認定にもつながっております。

特に「経済産業省『地域未来牽引企業』認定」は、産業クラスターの中でも中心的な役割を果たす法人に経済産業省から与えられる認定であり、極めてアドバンテージの高い認定であるといえます。

同社の理念、四方善

 

同社の創業70周年記念行事の様子

 

自社の強みを活かして新規開拓を積極的に推進

同社の強みは、自動機の設計・製作を手掛けることができるという点もありますが、図面を基に機械加工品・板金部品の製作・調達を行い、装置組立までを一貫で内製している点が挙げられます。特に専門の生産管理・外注管理担当者を1名おき、部品について多くの見積りを外注ネットワークから集め、コストダウンを進めていくため、品質はもちろんですが、コストの面でも高い評価を得ています。

実は、同社におけるこの強みというのは、新規顧客開拓をしなければ、気付くことができなかったものでした。というのもこれまで1社に大きく依存していたため、その企業との取引がスタンダードとなっていた為でした。現在は、新たな顧客との接点が増えたことで、自身の強みが明確化されてきました。

同社では自社が手掛けるエンジニアリング、校正に独自のネーミングでブランド化を図っている

 

同社の運営する中古機械サイト

 

日本のものづくりに貢献できる生産財商社を目指して

今後の方向性は、日本のものづくりが、大量生産ではなく、高精度・高品質の開発に重きを置いてきているため、その変化に対応することです。

昔は、新商品を案内すれば売れましたが、現在はカタログ商売はネットに取られますし、お客様の生産量も低減しているため、ただものを売るだけでは喜ばれません。

そうではなく、お客様のお困り事を解決することで顧客満足に繋げることが求められます。

そのためにも製造業との連携を深めるためにも「熊本県中小企業団体中央会」への積極的な参画に加え、従業員のソリューション営業力を高めるためにも様々な取り組みをされております。

例えば、工作機器、切削機器、計測機器、工事、ロボットなど自分は〇〇に強いスペシャリストといった専門性の高い人材を輩出するために新組織人事制度を策定しています。具体的にPDCA推進表を作成し、各人が年間計画の難易度と達成度で最終評価を決める制度、あるいはスキルマップを策定するなどしています。

このように同社はエンジニアリング商社への進化を志向し、日本のものづくりに貢献するべく日々邁進しているのです。

 

会社名 米善機工株式会社
業種 機械工具商社
従業員数 65
創業 1946年8月
代表者 代表取締役社長 髙橋 不二夫
住所 熊本市中央区十禅寺1丁目4-80
電話番号 096-353-4131
URL https://www.yonezen.co.jp

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